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『セージの植えてある家では病人は出ない』
『庭にセージのある家で死人がでる筈がない』
『五月にセージを食べれば長生き出来る』

今月はそんな風な言われのあるハーブ、セージをご紹介!

セージの香りは肉類の脂肪によく調和し、肉の臭みを消すのによく、脂肪分解力もあるのでお肉料理には抜群なのです。ウスターソースの主要スパイスでもあることから、見えない形で私たちの生活になじんでいるのですよ。
今回はセージやローズマリーの香りを一層楽しむ為に包み焼きレシピにしてみました!ホイルを開ける楽しみと肉汁を楽しめるジューシーハンバーグ! じゃがいもも肉汁吸っておいしいです!是非試してみてくださいね。

セージとローズマリーのホイル包みハンバーグ

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材料(4人分)

【ハンバーグ】
合挽ひき肉 400g
たまねぎ 1個
にんにく 2欠片
卵 1個
パン粉 1/2カップ
牛乳 パン粉が浸るぐらい
塩・黒胡椒 少々
セージ(乾燥粉状の場合:小さじ1)
ローズマリー(乾燥粉状の場合:小さじ1/2)
※生のローズマリーがある場合、枝のついたまま包みに入れてもよい

【添え野菜】
じゃがいも 2個
にんじん 1個
いんげん or ブロッコリー 適量

【ハンバーグソース】
バター 大さじ2
ワイン 大さじ3
トマトジュース 50cc or ケチャップ 大さじ4
とんかつソース 大さじ3
黒砂糖 大さじ2 or みりん 大さじ4

レシピ

1. 玉ねぎとにんにくはおろしがねですりおろす。パン粉は牛乳にひたして柔らかくしておく。添え野菜は軽く下茹でしておく。

2. ひき肉・セージ・ローズマリー・塩・胡椒・すりおろした玉ねぎ2/3・にんにく・パン粉と牛乳・卵を混ぜてこねる。

3. 人数分に分ける。楕円形にして、火が通りやすいように中央をくぼませる。

4. ソースは残りの玉ねぎ3/1に上記材料の順に火を通し、よく混ぜ合わせ出来上がり。

5. アルミホイルにハンバーグと添え野菜を乗せて包んで、200度のオーブンで15~20分焼く
※ソースはお好みで、包みに一緒に入れて焼いても良し、後でかけてもいいですヨ

セージは「ソーセージ」にも関係していた?!

セージの種類は世界に約500程あるのですが、食用や薬用に使われるは主にコモンセージの葉。ギリシャ・ローマ時代から薬用として用いられ、和名も「ヤクヨウサルビア」といい沢山の薬効があることを象徴しています。
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セージの学名「Salvia officinalis」のサルビア(Salvia)は、ラテン語の「無傷」「安全」「健康」を意味するサルバス(salvus、英語のsafeの語源)、または「救う」「助ける」を意味するサルベレ(salvere英語のsaveの語源)に由来し、治癒力のある植物という意味でsalviaとなったといわれています。
「ソーセージ」の語源は豚を意味する「ソー」+「セージ」から来ているという説があるほど、ソーセージには肉の防腐の為にセージを一緒に練りこんでいたそうです。salvereやsaveには『保存』という意味もあるのですが、薬理作用の面からみても、冷蔵庫も防腐剤もない時代に、セージの持つ保存力や殺菌力が食の「安全」と深く係っていたことが伺えます。

『五月にセージを食べれば長生き出来る』という諺があるイギリスは1日のうちに四季があると言われ、特に3月~6月頃は1日の気温差が激しく、空調もない時代では過度の体温調整からくる自律神経の失調や、免疫力の低下があったと予想されます。雨も多い国ですから、湿度によるカビなどの増殖、胃腸にも負担がかかり、感染症などの病気にもかかりやすい時期だったのではないでしょうか。そんな時期に収穫できるセージは未病のための強い味方となっていたことでしょう。セージは鉄分も豊富なことから、動物性のたんぱく質と一緒に食べることで吸収率もあがり滋養につながります。

イタリアの肉屋では肉を買うとセージをサービスにつけてくれるとか。日本で刺身に付いてくるワサビ的な存在でしょうか。

梅雨に活躍!セージの活用方法

日本でもこれから梅雨時に入り湿気も多くなり、体調が崩れやすい時期に突入します。こんな季節は、特に抗菌作用を持つハーブやアロマを積極的に生活に利用したい時ですね。
キッチンハーブとして置いておけば、災害などの時にも私たちの助けになってくれるかもしれません。

● 食べすぎ飲みすぎなどには、セージティー。紅茶に乾燥セージ葉を2~3枚入れて、セージ紅茶にするのもいいですね
● 乾燥セージを濃く煮出してうがい薬として利用
● 乾燥粉末にして粗塩と混ぜると歯磨き粉にも
● 精油にはホルモン用作用もあるので、生理不順や更年期の症状にも
● 水代わりに赤ワインを飲むフランスでは、疲労回復・強壮に赤ワインに乾燥セージを数十枚を入れて15分程煮立て灰汁を除いたものを毎日食前に小さなグラス1杯飲むらしい

※ 刺激性のものなので、摂取量には注意しましょう。
(禁忌:乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者。長期間・継続的に多量の使用)

この記事を書いたひと

ちえむら
ちえむら
Website  Note of Chiemura

サードメディスン・インストラクター、ハーバリスト、占術師
ちえむら

アロマの香りから嗅覚の反応を通して体質や気質を診る、サードメディスンの実施店、教室をしています。読み解きには臨床データに基づく植物の薬理作用がベースとなり、導き出される改善策は栄養面から運動法やお風呂の入り方など生活の中で活用できる民間療法から、植物療法をアドバイス。占星術は星のサイクルを、環境と心と体をホリステックにみる視点として活用しています。
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Website  Note of Chiemura サードメディスン・インストラクター、ハーバリスト、占術師 ちえむら アロマの香りから嗅覚の反応を通して体質や気質を診る、サードメディスンの実施店、教室をしています。読み解きには臨床データに基づく植物の薬理作用がベースとなり、導き出される改善策は栄養面から運動法やお風呂の入り方など生活の中で活用できる民間療法から、植物療法をアドバイス。占星術は星のサイクルを、環境と心と体をホリステックにみる視点として活用しています。