嫁にいこうプロジェクト#03:なぜ私は嫁にいきたいのにいけないのか…スタートラインに立ってない問題②

はい、今回は前回の続きです。
前回は①の相手のいいところも悪いところも受け入れて、二人で生きていく覚悟
パートナシップを築く前提として、未熟すぎて自爆したよって話をいたしました。

 

嫁にいきたいのにいけない原因…っていうか、
あんたスタートラインにさえ立ってなかったよ問題。

①相手のいいところも悪いところも受け入れて、二人で生きていく覚悟
②現実を知らなかった問題
③それにより、現実問題何を望むのか明確じゃなかった。

今回は②現実を知らなかった問題について言及します。

これはですね、自分が望む未来…育児を含めた夫婦や家族の生活を垣間見て、
今まで想定したイメージと現実にギャップがあるぞ!ってカルチャーショックを受けて、
その衝撃を感じて…考えてみたら、二つの事に気づきました。

 

―もくじ―
①現実的に家事・育児をする生活を知らなかった問題
②今の自分が欲しがってるものはなにか

違う世界を垣間見るって、時にメチャクチャ得るものがあるよな~って改めて実感しました。
それでは、順番に述べていきます!

 

①現実的に家事・育児をする生活を知らなかった問題

私は、お盆は毎年実家に帰省するんですけど、
毎回、地元では唯一の友人である友人夫婦に遊んでもらっています。
今回の帰省では友人家族の日常に少しだけお邪魔させてもらって、
普段見れない体感できない世界を垣間見させてもらいました。

それは大人になって久しい、アラサー独身女性には、
新鮮なカルチャーショックの連続でした。

友人夫婦の妻の方が、中学の時からの友人で現在2児の母なんですけど、
生後6か月の乳飲み子と元気いっぱい2歳児をほぼワンオペで育児しながら
家事もこなしていてほんとマジすごいんですけど。
マジすごいな…!って感じたことを、箇条書きにしました。

 

■アラサー独身女性が知らなかった乳児と幼児との生活における驚き

(※アラサ―は久しく大人としか接してないので、
それと比較すると、未就学児は全部赤ちゃんと
そんな変わらないだろっていう認識です。
2歳も当然赤ちゃんです。)

まずは、乳児も幼児もとってもかわいい。
もうその可愛さはハチャメチャです、ハチャメチャに可愛い。

 

小さい、すべすべ・さらさらの感触は
抱っこしたり撫でたりするだけで癒されるし、
自分に笑顔を向けてくれたときの、湧き出る喜びたるや。
(脳の報酬系がダイレクトに刺激され、
喜び物質がブッシャーって噴出してる。そうに違いない。)

■2才児はできることが色々あること
・ムラはあるけど、お話ができる。赤ちゃんなのにすごい!
・こぼすけど自分でスプーンで食べられる。赤ちゃんなのにすごい!
・的確に要求を伝えられる。赤ちゃんなのにすごい!
(これ読んで、食べさせて、抱っこして…etc)

■2才児は元気いっぱいであること
・公園に行って2時間は遊ばせないと満足しない(最低1時間)
・頻繁なだっこリクエスト。これはアラサ―の身体に確実にダメージを及ぼす
・ハマると同じ遊びを50回でも100回でも繰り返す。これはアラサ―の身体に…以下略
・お昼寝はすんなり寝てくれない(げんき…高ぶっている…これはアラサーの…以下略)

すごく元気いっぱい…と思ったけど、
いつもより大人しい方と聞かされて、
元気いっぱいがいっぱい過ぎて驚愕した。

大人になって久しいアラサーは中年と老人の相手が主なので、
生命力溢れる幼児の元気さに…マジかよ?と、驚愕しきりでした。

 

■子育てと家事を両立するのは体力と才能が必要な事
・元気いっぱい2歳児と乳飲み子6か月の面倒を同時に見て家事もする。神業かと思った。
・計画的に消化したいタスクをこなしつつ、(洗濯、お風呂、ご飯の用意…家事などetc)
突発的に発生するタスク(子どもが泣く・汚す・いうこと聞かない…etc)にも
迅速にリアルタイムで対応して、ばんばんタスクを消化していく(マジ優秀…すごい)
・子育てと家事のタスク消化は計画・実行の連続でそれを滞りなく行う。マネジメント能力がハンパなく高くないと、生活は速攻で破たんする…!?
・友人よ、体力どうなってんの?仙豆でも食べてるの? (って思うくらいハードな生活こなしてると思ったよ、マジですごい。)

■地味につらいこと
・子どもが起きている間は自分の時間はない。(子どもって目が離せない!)
・自分のペースではない、めまぐるしい生活
・ハチャメチャに可愛いが、疲れるしダメージ受けるし嫌になる瞬間もあって当然
(疲れていたら可愛いとか癒されるとか感じるセンサは当然弱くなるよね…)
・コミュニケーションが通じるとき、喜びハンパない。
が、通じないと通じるかもしれないという期待があるので、
なぜかとても心理的にダメージをくらう。

アラサー独身女性が知らなかった乳児と幼児との生活における驚きは以上です。

もう本当ね、すごい。
知らないことばかりでアラサー本当に驚いた。

子供は本当に可愛くて、ずっとでもだっこしてたくなるくらい可愛いし
(肉体は耐えられないのだが…)

育児含む家事は、どんだけ体力があっても
こなしきれそうにないくらいタスクフルだし。
(友人よ…マジで無理しないでね…
でも家事育児の合間に餃子とか作ってるの
マジ神なの?って思った。すごすぎるよ…)

いや、本当に子供がいる生活ってすごい生活だ。
何がすごいって、想定外・想定外・想定外のイベントが、
日常的に連続して発生することが、すごい。
大人だけの生活だと、こんなにイベント発生しないから…
そのイベント数の多さに、アラサーはビックリしました。

大人になって久しいと、思い通りにならないことのストレスって
生活レベルでは感じないじゃないですか。
(ストレスになるものは排除できるから)
仕事とかではてんこ盛りだけど、いうて折り合いは付けれるし、距離もとれるし
でも生活レベルの思い通りにならなさって距離とれないのが厳しいとこですよね。

仕事でも似てるな~と思うんですけど、
想定外とか自分の枠を越えることって基本的にはストレスかかるので
それって十分な体力・気力がないと想定外というイベントを処理することはできないし、
想定外を楽しんだり、学びを得るためには、体力・気力に加えてひとさじの知性がないと成立しないんですよね。

きっと、体力・気力・知性が三位揃った状態を一般的には”余裕”というのでしょうが…
余裕のハードルめちゃ高いがな。
大体どれかが、欠けてる私は余裕とは縁遠そうです。笑
いいとこ、余裕風ですね。笑

 

アラサーは気づいた。自分が嫁にいくために一番足りないものはなにか

こどもはハチャメチャに可愛いし、一緒に過ごす時間はとっても楽しい。
けど、自分にとって都合のいい想定外もあるが、それ以上に都合の悪い想定外も発生しまくる。
という事実を前にして、私に圧倒的に足りないのは体力だな…という結論に至りました。

想定外を解決したり楽しむためには体力・気力・知性。この三つが必要。
気力と知性はいいとしても、私は体力が完全に追いつかないので、
嫁にいくにはまず体力が必要だなってことを痛感しました…。
(実は転職活動をした時にも、体力ストップがあり断念した…生きる基本は体力…)

ということで、下半期は体力増強に努める次第です。頑張る。

 

②今の自分が欲しがってるものはなにか

今回気づいたことの二つ目です。
ジェットコースターのようなカルチャーショックから気づいたことなんですけど

わたし、いまの生活が結構気に入ってて!
まだ手放したくない!
という本音に気がつきました。

そりゃ、パートナーもほしいし
子供もほしいし育ててみたいんですけど…

でもでも、子育てを含む生活っていうのは、
シンプルに言えば1日24時間という限られた時間の中で
リソースを割く時間の配分が独身の時と変わるということで。

自分の時間を子供や家族に割いて
自分のために割く時間が極端に減ることになるんだなぁと。

それがリアルにどういう生活になるのか見せてもらって体験させてもらって…

 

私はまだ自分自分だなぁ…と
まだ自分を一番にしていたいんだなってこと
初めて明確に実感しました。

 

自分を生きるを楽しめてなかったときの話

就職して実家を出て、はじめて独立した形で生きて
色んな人と関わって生きていくなかで
なんか、ずーっと言いようもない寂しさや孤独を感じていて
(それは別に実家にいたときから、その本質はあったけど、
一人になることで浮き彫りになったのかなと)

自分で自分を楽しませるって工夫をずっと上手にできなかったんですよね。
実家にいるときって、色んな問題が重なっていてストレスフルで生きてることが多くて
平穏に過ごせること・ストレスがない状態でさえ中々得ることができなくて

独立して経済的にも安定して安心して生活できる環境があるのに
なんで、こんなに辛いんだろうなぁって状態で
生活を楽しむってことが全然できてなかったのです。(勿体ないですね)

1人の時間が苦痛だから、それを感じないくらい仕事に打ち込んだり、
でも仕事しすぎて体調崩して虚しくなったり
プライベートも色々予定をいれて、楽しさもあるけど
本当の望みは叶えられてないから何しても疲れてヘトヘトになって

もうね、何しても楽しくなかったの。
楽しいけど虚しいの!
辛かった!笑

当時は孤独感から逃れる術といえば、誰かとくっつくこと以外知らなくて
(無意識に私の中にはソリューションはそれしかなかった)
だから、自分にとっていい相手も見つけられない中で
いままで仲良くしてくれてた友人や同期が結婚したり出産して生活が変わる…
ステージが変わっていくのを見ていて
私もそこに行きたいのに、いけないという焦りや劣等感が
バンバンわいてきて辛かった。死にそうだった。

だから、いまの生活を手放したくない!って思うくらい
楽しい生活をつくれてるって状態にも自分にも嬉しくなったんですよね。

 

わたしは現実をわかってなかった。けっこう幸せを感じているという現実を

帰省したときに、いまの自分の生活と全く違う生活を垣間見て
私は今の生活が自分にとって快適で必要だから選択してるんだなぁって…
あまり意識できてなかった望みと選択に気づいたし、
それをもっと大切にしたいって望みがある事にも気が付きました。

まぁ、地味でささやかな生活なんですけどね

例えば朝の時間とか、身支度にしても
新しく買ったブラウスに袖を通すことにウキウキしたり
ブラウスに合わせるスカートはどっちにしようかと迷ったり
丁寧に作った白湯を飲んで、体を整えたり

駅までの道のりを歩く中で、
天気がいいなぁって空を見上げて、心地がいい気分になって
鏡に映る自分を見て、今日の仕上がり最高にバッチリ!ってご機嫌になり
角を曲がると、金木犀のかおりが漂ってきて、うっとりしたり

仕事は基本そこそこに切り上げて
嫁プロの打合せしたり、お買い物に行ったり
ただ早く帰ってゆっくり過ごしたり

休みも沢山予定は入れないけど
本当に自分の好きな人たちと過ごす時間を楽しんだり
ただ生活する中に、自分の楽しみや快適さを作って喜んで

今の私は、そういう風に生きていて
いつもと全然違う生活に触れることで
それが当たり前だと思えるくらいに定着してることに気づいて、
ただ生活することを、楽しめている自分に変化していたことが嬉しかった。

 

そうやって、生きてて過ごす時間を楽しむことがやっとできてきて、
これもスタートラインって感じなのですよね

自分にとっての心地よさや楽しさを獲得できる自分であれば
それが一人でも二人でも子供ができても、その時々で快適で楽しい生活を勝ち取っていけるんじゃないかと楽観視しています。笑

まぁ、そのためにも体力は付けないと!っていうのは痛感したので
嫁にいくためにも、体力をつけて備えようと思います。

 

おわり。