nicoの星宙予報 2021 水瓶座 ~わたしの評価を他人任せにしない

 

 水瓶座とは、新しい年を迎えて最初のサインだが、12サインの終わりから番目のサインである。最後の不動サインであり、最後の風エレメントである水瓶座の主要なテーマに「評価価値」というのがある。水瓶座において、私たちは主観的にも客観的にも「わたしが何者であるか」を知る/知らされることになるのだ。

 主観的に自分を知ることより、むしろ客観的に「わたしが何者であるか」を知らされることのほうが恐ろしい。数値やデータに基づいた判断基準があり、誰もが納得できる物の見方を客観的と言うとしたら、ここ水瓶座の段階で、いよいよ「わたし」に対する何らかの事実を突きつけられることになる。

 

 水瓶座=天王星の象徴に「変化」という言葉がある。転職、転居なども、いわゆる水瓶座=天王星のキーワードとしてよく聞かれるが、変化には痛みがつきものとはよく言ったもの。転職も転居も否応なしに学歴、職歴、収入、銀行残高といった客観的事実をさらされ、暴かれ、それにより何かしらのジャッジが下されることになる。

 また現代のビジネスツールとしてのYouTubeInstagramなどは、まさに評価価値の最たるものである。そこではフォロワー数、閲覧数、再生回数といった水瓶座的な事実があふれかえっている。インフルエンサーマーケティングが成り立つほど、市場の評価で埋め尽くされているわけだ。

 菅内閣、米新大統領の支持率なども同様で、どこの誰に向けたデータなのかは知らないが、上がっただの下がっただの、政治家も常にその価値を問われ続けている。

 人事評価や確定申告、何でもいいけれど、数字やデータは本来「わたし」を知ることのできる、ごく一部の情報に過ぎないはずである。にもかかわらず、これらは客観的であるということにおいて主観的感覚よりも事実を物語っているように見える。

 では、「わたしは何者であるか」をどう判断したらいいのだろうか。今、このわたし/企業/国を知るため、しっかりと実感するためには何を手掛かりにしたらいいのだろう。

 それを改めて考えるのが、まさに水瓶座期の命題ということになる。

 

 ようやくアメリカは、新政権に向けて歩みを進めることになる。吃音の大統領以上に、女性・黒人・アジア系初の米副大統領が注目されているわけだが、日本政府は今後、どのような外交手腕をみせていくことになるのか。

 国内では、菅内閣になってからというもの内政、というか頭の上のハエを追うのに忙しくしているように見えるが、水瓶座期のイングレスチャートは、ハウスからハウスにしか天体が入室していない。まさに「内政」というか、コロナ問題と自民党員の相次ぐ不祥事の対応に追われ、外交どころではないというチャートとなっている。

 

 

 安倍前首相とトランプ政権とが「自由で開かれたインド太平洋」構築を目指してきた中、果たして、アメリカ、日本の新政権は、ここから新たにどのような関係を築いていくことができるのか。このチャートを見る限りでは、菅内閣の外交面はあまりにも頼りなく、心もとなく見える。4月退陣説もある中、それならそうと開き直って、まずは足元を固めることに専念するのもいいかもしれない。

 経済では、114日には株価が30年ぶりの最高値を更新したなど、庶民の肌感覚とは合わない動きもあるが、水瓶座期のチャートにも、やはり経済好調と表示されている。

ハウス(ルーラー・水瓶座土星)とハウス(ルーラー・水瓶座太陽)の関係、エッセンシャルディグニティの得点差が歴然であるのを見ると、いよいよ富裕層との格差を感じる。コロナ禍において、飲食店以外でも補償が届くべき場所に届いていないような、そんな配置になっているのが見て取れる。

 何はともあれ、ハウスがこれだけ強調されているのだから、水瓶座期は仕切り直しだ。新たな気持ちで、2021年のスタートを切るしかない。ひとまず個人においても、チャートのハウス~ハウスに専念するのがいいだろう。

 

 まずは、10天体中天体入っているハウスにフォーカスする。

 実際、コロナのことなんて誰にもわからないのだ。GoToが失敗した等なんだかんだ言われても、恐れて何もしないより、どんどん試し打ったほうがいい。

 個人も企業も同様で、今失敗しても、コロナのせいにも菅内閣のせいにもできる。それより、怖れて何もしなかったら、この先、どんどん力試しが難しくなっていくだろう。なぜなら、こんなに新しいチャレンジがしやすい時期はないからだ。

 水瓶座期に「わたしとは何者か」を知るためにも動いてみる、そして評価にさらされてみる。ダメだったら、またやってみる。そして、またさらされてみる。どこがよくてどこがダメだったのか、ちゃんと外に向けて耳を、頭を、心を開き、その声を受け止め、調整を繰り返す。できるまで、納得できるまで何度もやる。その作業を繰り返すことで人や時代の空気に触れ、今の時代を生きる力へと価値が磨かれていくことになるだろう。

 

 そしてまたこのチャートは、ハウス、ハウスを支配している水星もトリプリシティという状態において力がある配置となっている。コロナ対策が前進するのだろうか。またはその逆、コロナ感染者の増加によって、水星的技術開発――ITなのか医療なのか、ヘルスケアや環境なのか――が進むように考えられるかもしれない。

 なんにせよ、世界もコロナもとどまることはない。だとしたら、私たちも何かしらの策(=水星)を練ることが大事になる、不安を好奇心へと変え、知識を育て、生き残りをかけて新たに力試しを挑んでいくことが大事な時期となるだろう。

 

 水瓶座に太陽を持つ心理学者アルフレッド・アドラーは、「性格は今この瞬間に変えられる」と言った。アドラーは、性格というのは生まれつき決まっているものではなく、自分の意志で決めたもの、選択したものであり、いつでも変えることは可能だと考えた。

 たしかに、私たちは日々、外側からの評価、評判にさらされている。そういった移ろいやすいものによって、「わたしが何者なのか」といった感覚が不安定になりやすくなっている。不祥事によって、あっという間に評価が失墜することもある。

 けれど、それがどうしたというのだろうか、そうした移ろいやすい評価価値に一体何の意味があるのだろう。

 それなら、アドラーが言うように自分は自分で決めればいいのではないか? アドラーの言う

 

ライフスタイル=性格とは、人生の設計図であり、人生という舞台の脚本である。ライフスタイル=性格が変われば、人生はガラリと変わるだろう。

 

小倉広 著「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」より

 

 というのであれば、それこそ水瓶座の変化とは、まさにここにあるのではないか。

 どのような人生を生きたいのか、どんな自分を生きたいのか、それによってライフスタイル=性格を好きに選択すればいい。「怠け者のわたし」なんていつだってやめることはできる。

 だからこそ、水瓶座のこの時期に新しいライフスタイル=性格獲得のため、未知なるチャレンジをしてみること。新しい自分の側面を知り、人生の可能性を大きく広げることもできるかもしれない。

 「わたしとは」の評価を人任せにせず、未来のための自己選択へとやり方を変えてみること。

 水瓶座期が終わるころには、自分の未来にふさわしい新たな自己像を手にすることができているはずだ。

 

▼2021年の水瓶座期

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▼水瓶座をもっと知る

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