Pocket
LINEで送る

ぼくは未来は好きじゃないね。好きなのはうんと遠い過去だ。

ぼくの欲しいものは全て過去にしかない。だからぼくの未来は過去なんだ。

nico_1606

 

今月の言葉

横尾忠則 1936年6月27日 兵庫県西脇市生まれ

太陽、金星、火星、冥王星を蟹座に持つアーティスト。グラフィックデザイナーとして活動後、1980年7月にニューヨーク近代美術館にて開催されたピカソ展に衝撃を受け、その後、画家宣言をした。

4番目のサイン蟹座で、牡羊座から続いた火・地・風・水の個人的体験はひとつの完成を迎えた。双子座で広げた体験を、今度は蟹座で一度しっかり「私」の中に一度閉じ込めることになる。それらが血肉となるまで、何度も何度も繰り返し記憶の中の体験を反芻し、私的世界を純化させる。それが蟹座にとってのあらゆるものの受け皿となる。どのような体験が「私」の人生のモチーフとなっていくのか。「私」の繰り返し語られる世界とは何か。

横尾忠則は、「反復」をテーマに、1960年代以来、「モナリザ」など同じモチーフを描き続けている。並列された「似ているけれど同じではない」作品群を見ていると、やがて対象物との境界線がなくなっていくのがわかる。「差異」から離れ、「一体」が生まれる。前も後ろも右も左もなく、「見た」という歴史が身体に刻まれる。

氏は続ける。
「考えないときは、何かと一体化してると思うんですよ。考えることは一対一になること。考えないということは全てのものと一つになることなのです」。

 

この記事を書いたひと

nico
占星術研究家。心理占星術のための実験室『ニコラボ』主宰。
2006年より占星術の研究を開始。天文学的アプローチをベースに、アドラー心理学、ナラティブセラピー等の理論をホロスコープ理解の中心に置く。
「時代を知り、人を知り、私を知る」という視点での心理占星術講座、ワークショップを全国で開催。天体を生きた時代の象徴として捉え、時代の流れに沿った新しい象徴理解を深めようと日々研究中。また、占星術カードゲームや心理占星術WEBマガジン・nicopla.netなど、学問の枠にとどまらない幅広い活動で心理占星術の普及を目指す。
公式HP: nicosmic life
公式ブログ: nicosmic life — 心理占星術と未完成な日々
Pocket
LINEで送る

The following two tabs change content below.
占星術研究家。心理占星術のための実験室『ニコラボ』主宰。 2006年より占星術の研究を開始。天文学的アプローチをベースに、アドラー心理学、ナラティブセラピー等の理論をホロスコープ理解の中心に置く。 「時代を知り、人を知り、私を知る」という視点での心理占星術講座、ワークショップを全国で開催。天体を生きた時代の象徴として捉え、時代の流れに沿った新しい象徴理解を深めようと日々研究中。また、占星術カードゲームや心理占星術WEBマガジン・nicopla.netなど、学問の枠にとどまらない幅広い活動で心理占星術の普及を目指す。 公式HP: nicosmic life 公式ブログ: nicosmic life — 心理占星術と未完成な日々