いま宙と地上で起きていることが伝える「大切なこと」

願蓮寺にある「おまえも死ぬぞ 釈尊」の文言=nakata junko|中田 絢子(@10com_nj)さん撮影

 

先週末、子ども達を連れて川遊びに。
昼を過ぎると流れる川が温泉のように暑くなり、水が溜まっている場所はさらに高温になっていた。

いつもクーラーの効いた部屋に閉じ込められている子ども達は大喜びで温かい川の水を堪能したようだが、大人としては命の危機すら感じる。

ここは日本だよね?

ヤバイよ、これは…..

 

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一昨日、友人からこんなラインが届いた。

 

「ワカちゃん。昨日は何か星が動いた?突然、夫が料理をしたり、何年もクーラーを使っていない職場の人が、とうとう「無理だ!」ってクーラーをつけたんだって!もう天地がひっくり返って何か起きてしまうのでは…何か星の動きもあったのかなって思ってね。」

 

もしも私が大昔のシャーマンだったら、今空で強く赤く光っている火星の大接近を見て、

『たたりじゃ~!良くない事が起こるぞ!!』

とでも叫んでいるかもしれない。

しかし、なにせ暑すぎる。

返信はもちろんこれ。

『暑すぎるんだよ!』

 

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SNSでは7/31の火星の大接近がどうとか、夏至の宙模様、先日の部分日食、さらには7/28、8/11と「食」が続く事などから、これから様々な衝動的な事件や事故、天変地異が起こり甚大な被害におよぶだろうと不吉なツイートも良く見かける。

しかし、どの影響が地震、大雨、酷暑、衝撃的な事件のどれと関係があると言い切る事も出来ないし、星が悪さをしているわけではない。

天王星が牡牛座入りしてからの火星・水瓶座での逆行、水から地のグランドトライン、こうした一連の宙の動きや現実的に起きている天変地異の状況などが指し示していることは、今ツイッターで話題になっているこの仏の教えに尽きると思う。

 

「おまえも死ぬぞ」

— yahoo news「おまえも死ぬぞ」 岐阜の寺にストレートすぎる“仏の教え”が…「諸行無常」「心に響く」と反響

 

 

昨晩、夜空に赤く光る大接近中の火星を眺めていると、ウルトラマンの胸に光る赤いタイマーのように見えてきた。もしかしたら定期的に起こる火星軌道上の大接近は、エネルギーには残量があることを私達に知らせるものなのかもしれない。

あの赤い光はこう伝えているようにも思える。

肉体には終わりがあるということを実感し、
過信せずに肉体を大切にすること。

自分の命や人生を誰か任せにせずに、

懸命に今を生きなさい!

そう思いながらハッとした。

このところ熱中症で亡くなった子どものニュースもあったばかりで、出来る事なら息子のサッカーの炎天下での試合、クーラーのない体育館での終業式は中止にしてくれないだろうか、こんなことばかり考えていた。

私は当たり前のように、誰かに子どもや自分の命を委ねている。

命を人任せにしないとは、中止にしてくれるのを待つのではなく自分で判断して行動しなければならないということだ。

つまり今の宙が伝えていることはこういうこと。

 

「命がけで生きろ!」

 

 

酷暑がまだまだ続く地域のみなさん、どうかお気を付けてお過ごしくださいね。