モコと私・番外編「天体としての太陽、解釈の読み換え」

今回は占星術、もしかしたらもっと狭い火星シートユーザー、またはnico先生に心理占星術やタロットを習っている方向けの文章です。

火星2年計画の、モコとのことは時間軸と共に書いていきますが、今回は「火星太陽期が始まって間もなく、このままでは行き詰まると思って、それまでの自分の天体として太陽の解釈を読み換えた。」ことについてです。

目的のひとつは自分の整理のため。もうひとつには、それに至る体験をおしゃべりしてみたところ、身近な友人(星を勉強していない。)と気持ちを共有できたので、同じようなことを感じている人がいるのではないか?
それなら、火星・獅子座期または太陽・獅子座期の真っ只中に読んでもらった方が、そっと誰かのお役に立つかもしれないと思って、急いで書いてみました。

まず、火星シートからの学びで、火星・獅子座(と太陽・獅子座が現在はパワフルに混じっている。)に入ったら私がやろうと思っていたこと。

ひとつには、私がはじめた実験の場である小さな「茶論(サロン)」で、自分が今思いついてやりたいと思っている企画を片っ端から開くこと。(既にいくつか始まっているものもあります。)

さすがに全部は無理そうなので、サイン的に乙女座っぽいもの(体や健康についてのお話会)は、実際の開催を太陽・乙女座期や火星・乙女座期に行うとしても、とにかく告知はする。
このとき意識していたキーワードは自己主張、自己表現、パフォーマンス、自己肯定。
「獅子座の時(5)に外に出しておけば、それに見合った(マッチング)ギフトが乙女座時期(6)に現れる、かも。」ということも、すごく意識していました。今とにかく私が何者か主張しておかないとギフトが来る可能性もない。「種まき早く!」の気持ちでした。

もうひとつはサイトを作ること。
SNSは便利なのですが、せっかく作った文章がどんどん流れていってしまう。自分のこと、やろうとしていることが分かってもらえる場所を継続して作り上げていきたい。そのための場作りです。とっくの前からドメイン取ってサーバーは借りてありました。書きたいことや紹介したいことはいっぱいあるので、早く作ってしまって書きたいと思っていました。

さて、蟹さん期がやっと終わり(基本的にインサインなので火星にとっては足踏みの感じ。)、楽しみにしてた獅子座期。なのに全然進まない。暑さで体力消耗により寝落ちの連続。そこへ、まだ蟹さん期を引きずるようなスクエアアスペクト攻撃に、またもや見舞われるモコと私。

へとへとになりながらも「いや、もう獅子座(=5の世界)なんだ、ぬくぬくの個人どっぷりの世界が終わって社会化の第一歩だし、タロットの小アルカナのどれを見ても5は全然楽しくなさそう。頑張れ!」と自分を励ましていました。特にそこに思い浮かべるのはペンタクルの5。俗に言われている「貧乏カード」。お金も心身もボロボロ。人生にはそういう時も必要だ!頑張るんだ!
(私ってほんと、素直。馬鹿が付く。)

でも、進みません。告知は最低1ヶ月前にしたい、しなきゃと思う。でも何となく最後の10%ぐらいのノリきれない気持ちがあって、日にちを決めきれない。既に気持ちよく決まって始まっているものも、まだ十分充実させているとは言い難いのに、それにまで手が回らなくなってきました。

ここで「それは変!」と思って、火星がムクムク出て来てくれたのでしょうか?
火星・獅子座期の早々に私とモコを攻撃したスクエアアスペクトのおかげで、
「うるさい!言うことは分かるし取り入れるべきところは改善するけど、何で人格全体まで否定されたり、そちらの感情まで押し付けられなければいけないんだ。私の思ってることで大筋はいい!」
と、自己大肯定して済ませていたのも良かったです。「自分勝手」の練習ができていました。(ホント、スクエアアスペクトって結果的には役に立つ。そしてアスペクトに対して自分が成長していたのも嬉しかったです。)

自分の首を絞めるために働いてしまう物語を捨てて、自分を応援してくれる太陽&火星・獅子座の物語に書き換えました。

具体的には…
* → から右の文章は私のこじつけ根拠です。

楽しいと思うことを楽しいと思うやり方でやる。目先の楽しさではなく心底自分が楽しいと思えること。(しか、元々楽しいと思わない性格)
→「モコと楽しく暮らす。」が目標なのに、「楽しくない」なんてつまらない。「心から楽しい」は獅子座のテーマ。

先のことを考えてそこから逆算して今を決めない。
→先の目標から今を逆算して行動の計画を立てるのは射手座や山羊座期でいいのでは?そんな分別に基づく行動はまだまだ早い。今はもっと勢いでいい。(元々、苦手。思いつき型)

とにかく自分が決めたマイルール、マイ物語でいいのだ!
→「太陽=ジャイアン」。「太陽」の象徴の分かりやすい例えとしてよく講座中に登場していました。「他人の物は俺のもの、俺のものは俺のもの」のジャイアンなら、俺様の理屈でいい。自己肯定も獅子座のテーマ。

結果、できないことを悔やまず、計画はとりあえず置いておいて、今、必要と感じたことワクワク気持ちが動いたことを、直感的にやっていくことにしました。ちょっとでもいいから何かやる、前に進む。引っ込んで内省はせず、自分のことを表現する努力をする、行動する。ちょっとの前進を「私、偉い!」と誉める。
(カッコよく書き過ぎ感、否めず。)

太陽は、「今世の人生の目的そのもの」という思い込みから、構えすぎていました。太陽の位置は、ホロスコープを3段階に分けた場合は「相互関係」の段階に入るとはいえ、北半球(地平線の下)。まだ個人を作っている段階です。1から4(牡羊から蟹)までで一応完成した個人の内的世界をとりあえず出してみる第一歩。うまく行かなくて当たり前。
夏の勢いを借りて「見て見て!」とばかりに威勢はいいけど、中身がまだそんなに伴ってはいないからへなちょこ。すぐやられますが、とりあえずメゲない、止まらない。それにはとにかく自己肯定。メゲてる自分もよしとする。他人の前に自分を出してみたからこそ自分と他人との違いにも気づきます。そこで自分のいいところを見つけたり物語を書き換えて自己肯定。

そうした結果、今わやわやでまとまりがつかなくなりつつありますが、それを整えるのは乙女座期にぴったりと思って、とっ散らかしています。

こうしているうちに、私なりの5と7の世界の違いもできてきました。同じ素数、新しいはじまりをイメージさせる5と7。その違いを、7は5より働きが強い?ぐらいにしか言葉に落とせず、「しっくり度合いイマイチ…」と、思っていたのです。

7に比べると5はもっと気軽に「自分を出してみる機会」でいいように思います。5は「パフォーマンス」ですから、中身や実質が伴っていなくてもまだいいじゃありませんか。ちょっと自分の実力試し。打ちのめされてもメゲない。メゲない自分の練習かもしれません。

7になるともっと現実世界が伴ってくると思います。戦車を運転してるのも自分。教皇が啓示を説法しているのとは違う。自力でバランス取って進めなくては進まない、肉体労働派です。

異常なのですが、火星・獅子座期、暑さにもやられまごまごしてしまっている同志の共感を得たり、何かお役に立てることあったでしょうか?
言いたいことがまだ昇華されていなくて表現が荒削り。イマイチとは思っているのですが、時期に合わせて読んでいただきたかったのでご容赦ください。

読む方の都合よく汲み取っていただければと思います。

 

【追記】
自分の姿勢を修正するにあたり、全く個人的なことですが、2つ後押ししてくれるきっかけがありました。

ひとつはたまたま日記を読み返して思い出した、知り合いから言われた言葉。
「(変化を起こしたい時に)自分の周りの世界や流れを感じる。自分の中や他人の思惑ばかり考えていたら、お知らせを感じられない。」
これは「空気読め」ということではないと思います。「主役はいつも自分」ということを忘れないで、読んでいただけたらと思います。

もうひとつは、その頃ひいたインナーチャイルドカードの3枚引き。左から、
①カードからのメッセージ「大アルカナ11 金のミダス王」びっくりしてる。
②今の課題「クリスタル(地)5」楽しそうに着々とこなしている。
③今すべきこと「大アルカナ18 シンデレラ」ちょっと寂しげに空を見上げ、空想に遊ぶ夢見るシンデレラ。

リーディング
「常に変化してしまう自分。気がついた時に我ながらびっくりしてしまうほどですが、思い込みをどんどん剥がして柔軟に対応していく今の感じでいいです。
具体的には、目の前にある実際できることをひとつずつ確実にこなす時期です。鼻歌を歌うように楽しく行いましょう。全体のことは考えず未来は空想に夢見ながら。あと少しで1つの区切り、出来上がりを迎えそうです。」