nicoの星宙予報 魚座

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お知らせ:これまで毎月の「赤ペン12サイン占い」に掲載していた全体の流れを「nico の星宙予報」として掲載しています。

今年の冬は寒い。寒波や大雪の影響によって、各地で生活にも大きな支障が出た。思うように身動きが取れなかったり、気持ちが縮こまることもあったりした。
だからこそ、こういった季節は想像力たくましく、未来に思いをはせることができる。
 
暖かくなったら何をしようか。
新しい季節をどのように過ごそうか。
これまでできなかったことをいつから始めようか。

夢はいつも不自由なところから生まれる。
それが12番目のタロットカード「Hanged Man吊るされた男」にも示されている。
身動きの取れない中、己の魂だけは自由だ。
どんな状況にあろうと、自分の信じた夢は見られるということだ。
 
または、魚座の一つ手前のサイン・水瓶座期にたくさんの刺激を受け取ることができたのではないか?
例えば、オリンピックでのドラマや若き棋士の活躍に心躍らせ、自分の中の熱き思いに触れることになったり、または逆に、人とのかかわりの中で、自分の実力や立ち位置を再確認させられ、軌道修正を迫られたりすることもあったかもしれない。

この季節の一番の目標は、新しい季節の訪れを信じ、明るい未来を信じることだ。
12サインの道のりを自分なりに生き、ここまでの旅路でやれることをやってきたのなら、私たちはちゃんと次のステージに旅立つことができるはずなのだ。

もし未来を明るいものと感じられていないとしたら、この魚座期で心の整理をつけることが望ましい。
まるでデジャブのように繰り返される悩みは、自分が未練を残しているだけで、もうとっくに片づいた問題かもしれない。
どんなに考えても答えがでないものは、このタイミングで思い切って手放すこともできるだろう。
対抗サイン乙女座が補完となることから、大きすぎる期待は打ち砕かれ、長すぎた夢から目が覚める。
長く厳しい冬の時代を生き残ったものだけが、春になって芽を出し、新しい季節を生きることができるということだ。
さて、どんな意識を育てていけば、今の自分にふさわしいだろうか。
 
では、まずこの時期の流れを考えてみよう。

まずは、2017年12月22日1:28AMの冬至図を見てほしい。

 

この魚座期は、2017年3月20日から続いた4つの季節(春分・夏至・秋分・冬至) の着地をし、一連の締めくくりとともに、次の春分から始まる新しい季節に向かう準備をしなければならない時期と考えられることができる。

ASC天秤座で始まった2017年の春分図は、この冬至図で再びASC天秤座に戻る。

つまり、次の春分まで、冬至のチャートが機能する3月22日まで、天秤座のテーマで着地すること、天秤座の力をつけておくことが、2017年から続いた4つの季節のテーマを終え、気持ちよく新しい季節に移行するのに大事になるということだ。
 
それでは、天秤座の着地とは何か?

それは、人や環境の中でもまれながら身につけた自分なりの考え方や美意識を明確にしていくこと。それを利用して、自分の天秤座=金星が喜ぶ環境をつくっていくということである。

そうして出来上がった天秤座=金星こそが、人や環境の中で自分らしく、美しく、存在を示すことになる。

それが国の存在感として、または企業や組織、個人の存在理由として理解されるようになる。それが天秤座の着地である。
 
皆さんは、1年かけて続いた天秤座的成長をしっかり自分のものにしただろうか。
人に揺さぶられ自分自身がわからなくなった、自信を失い、やるべきことが見えなくなった、そんな不安を感じていないだろうか。
天秤座がうまく機能しないままでは、次に続く、山羊座=土星のテーマをうまくこなすことはできない。
まずは、天秤座的な性質をしっかり育てること。

それが、魚座期の大きな目標となる。

そのためには、以下のタイミングをうまく利用してもらいたい。
こちらは、2018年3月9日20:19下弦の月のチャートである。

これが2017年3月20日春分から始まった流れの一番重要な着地の時期となる。

占星術的な解釈として、このチャートは、冬至図とASCの度数が同じであるということ。つまり、冬至図の流れを強く受け継ぐチャートとなっているのだ。

この日を目指して、天秤座=金星――考え方や美意識を明確にしていく力、人や環境の中で自分らしく、美しく、存在を示す力――を身につけることができれば、新しい季節、春分への扉を大きく切り開くことができるということになる。

このチャートが重要な理由がもう一つある。

この日から木星が逆行を開始するのだ。

2017年10月11日から蠍座入りした木星は、23度まで一気に進んだ。それが2018年7月11日まで逆行することになるわけだが、それがこの日からスタートすることになる。

木星は3ハウスの支配星であり、また3ハウスの強調から、考え方を見直し、自分の語るべき言葉を見直し、さらなる学習を進めていく必要性を教えてくるかもしれない。

この振り返りが速やかに行われれば、新しい季節に気持ちのいい風を送ってくれることになるだろう。

魚座期は心を動かす機会、心が学ぶ機会を生かし、理解の領域を広げるのに最適な時期である。

揺れ動く心が、自分にとって大切なイメージを見せてくれることになるかもしれない。

 

この記事を書いたひと

nico
nico
占星術研究家。心理占星術のための実験室『ニコラボ』主宰。
2006年より占星術の研究を開始。天文学的アプローチをベースに、アドラー心理学、ナラティブセラピー等の理論をホロスコープ理解の中心に置く。
「時代を知り、人を知り、私を知る」という視点での心理占星術講座、ワークショップを全国で開催。天体を生きた時代の象徴として捉え、時代の流れに沿った新しい象徴理解を深めようと日々研究中。また、占星術カードゲームや心理占星術WEBマガジン・nicopla.netなど、学問の枠にとどまらない幅広い活動で心理占星術の普及を目指す。
公式HP: nicosmic life
公式ブログ: nicosmic life — 心理占星術と未完成な日々
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占星術研究家。心理占星術のための実験室『ニコラボ』主宰。 2006年より占星術の研究を開始。天文学的アプローチをベースに、アドラー心理学、ナラティブセラピー等の理論をホロスコープ理解の中心に置く。 「時代を知り、人を知り、私を知る」という視点での心理占星術講座、ワークショップを全国で開催。天体を生きた時代の象徴として捉え、時代の流れに沿った新しい象徴理解を深めようと日々研究中。また、占星術カードゲームや心理占星術WEBマガジン・nicopla.netなど、学問の枠にとどまらない幅広い活動で心理占星術の普及を目指す。 公式HP: nicosmic life 公式ブログ: nicosmic life — 心理占星術と未完成な日々

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