火星サイクル射手座~最高のジャンプへ「踏切る」

みねんこです。

昨年の今時期、webマガジンnicoPLA.NETにこんな記事を寄せていましたよ、わてくし。

自分自身が火星の体現者(発信側)になったかもしれないし、あなたが誰かの火星エネルギーを目撃したり受けとめたり、跳ね返したりしているかもしれません。

トランジット火星が作る瞬時のインパクトに注目してみましょう。

持ちすぎていたものを解放・放出する。
蓄えたものを打ち出し、アクションにつなげる。
このふたつは「出す」様子ですが、その時のコンディションがどうであるか、そこまでの状況の流れをどう感じるか。

なんだかまるで火星サイクルを使いこなしているマスターのようなモノ言いですね!!「コツ」といってもこのときはワークショップをリードするわたし自身もホヤホヤのビギナーです。牡羊座0度をスタートしてたった2週間で、こんなこと書いてるのか自分!

このあと火星ワークショップ活動を口実にして精力的に地方にお出かけするのですが、牡牛座・双子座サイクル(3月~6月)でなかなかの揺り返し(精神的、体力的、時間的)反応があったのも事実。

しかし、牡羊座サイクル中に思いついたんですよね、大阪と上田(長野)に行こうって。星茶スタイル(セルフプロモーションして、行ってみて、誰か来るのを待つ)で単独行動ならだれにも迷惑掛けるわけじゃない。

あそびよ、あそび、経験よ!、ここにいるよ!

って旗を振ると誰かがキャッチして付いてくる。その人たちの参加行動も、何それ行ってみよう!の牡羊火星アクションです。

未知のことを人に講釈するって、こわいもの知らずで、この時期の牡羊座火星を体現しています。これが火エレメントの火星時期の「言ったもん勝ち」「自己中心」か、、、今読み返して納得です。

まあしかしこれはハッキリ言って「強がり」です。

自分で決めてそのように「やりたい」という理由だけで動くとき、結果が分からないことに踏み切るとき、当然周囲からは、応援、助言、忠告、心配、距離、、、いろんなリアクション。言って見ればこれらは彼らの火星反応です。

この時点ではどれが有効な意見なのか、心があるのか、支配や依存なのか、誰にも確証がありません。

じっさい大阪遠征体験は楽しかった、行ってよかったとニコラボメンバーに話したら、じゃあチームで行こうとなり第二弾の上田企画は4人で出かけました。このとき火星は第2サイン牡牛座に移動、大入りゲット、現地参加者も17人くらい集まって膨らみました。

しかしこれがデトリメント牡牛座火星(古典占星術で低品位)、違和感の導火線だったかもしれません。単独行動・気ままプランが崩れたこと、みんな初体験で手探り状態、興奮しつつも調整が入る感じです。

この遠征ワークショップには普段から占星術に親しんでいるわけではない方々も多く、地域親睦の集いの側面もありました。その後「火星シート」手にしてふと我に返ったとき、モヤモヤが湧いたような参加者もあったかもしれません。

えーと、それで、これからどうするんだっけ???と。

火星の品位が低いので仕方ないところなのでしょうか?

ニコラボのサイン振り返りシェアでもこの時期はみんな動きにくかったらしい。ではストレスフリーな火星牡牛座期間を過ごすには、無理せず既知のことだけやっていればいいのか。

こたえはNO!だと思います。

火星は自分領域を外に拡張するときの先兵の役目。ゆえに、ときには予測不能な目にも合うでしょう。自分の中にまだ対処法則が確立されていない荒野でキャンプし、魚や木の実を取ってサバイバルする火星の燃焼。

新しい自分の反応、経験、資質の目覚め、とも言い換えられるので、牡牛座のセーフティー感覚、セキュリティ意識からすると初期の違和感はつきもの。

その違和感こそが新発見、火星が得る宝なのです。正確に言うと「原石」。

「食べず嫌いの先入観を打ち破る」要素がデトリメント火星体験という12サイクル中の位置づけです。これを一回口にしておけば、食糧難になったときの選択肢が増えます。本当に辛くて自分に合わないこと、二度とゴメンだ!という体験は、食糧難の厳しさの中で致死的なダメージを「冒すリスク」を軽減します。

気力体力と多少の余裕がある時期に経験しておいて「吉」というのが、火星サイクルの獲得です。大成功ではない、スモールステップ。

「火星サイクルを使って健やかな人生創造を!」のスローガンには個人的で内的な変化が含まれます。大勢の選択やジャッジと多少離れても自分の快適さを優先する、そのトレーニングの果てに、いつしか自分らしさが現れてくる。

いつしか、、、です。

牡羊座で自分の直感に従って動けば(新しいことを意図すれば)、その反動や揺り戻しが必ずある。これが陽サイン(出る)と陰サイン(入れる)のセット。これが6回繰り返され一周のサイクルです。

違和感の中にまだ自分でもハッキリ認知できていない好悪や美醜、快不快、自分軸の芽があります。自他の反応のネガティブな側面にばかり気を取られると、その先にある新しい快適ポイントに気づかないでしょう。芽を出していくために、まず感覚の根を伸ばす牡牛座期。

人たちと違う自分の凹凸を、自分ならではのオリジナリティで、まだ世間に値踏みされていない清浄な部分であると受け入れるまでの流れが初期サイクルのキモになります。

清浄な、ピュアな、心に沿った欲求は4番目のサイン蟹座で体験します。それを発見して火のサイクル2番目の獅子座(オリジナリティ、可能性に満ちた人生ドラマ、自己表現)に移り、牡羊座の直感を自己世界の中心に据えます。

トランジットから「少し先の未来の変化」を読むときのコツ。
占星術のトランジットを利用して、自身の体内熱量の自然な上がり下がりに気づくこと。
そして、いまの感情や思考を受けとめたうえで、そこから少し離れて自由な自分に立ち戻り、トランジット天体とどう取り組むかを思い描く。

トランジット火星が追い風のように感じるとき。
自分でいてもいいんだ、そんな肯定感を感じるとき、あなたの中にどんな熱っぽい反応がありますか。

もちろんハードな現実とハードなトランジットがあります。
逆風や冷気、足を取るぬかるみのように感じるとき。

そうだからこそ、どうにか自分が行動しやすいコンディションを創り出す(変化させる)ために、火星の本能的な防衛力(サバイバル力)を向ける醍醐味があるのではないでしょうか。

さて、今はサイクル最後の火エレメント射手座火。

柔軟サインは環境サイン、信頼のサインとも言われます。

みんなに等しくワンチャンス、雪上・氷上をハイスピードで動く競技は「迷い」が大敵。

自分の跳躍の順番が巡って来たとき、風や雪質がどんなコンディションであろうと最高の結果をイメージして挑む緊張感。前後の人たちのコンディションと一々比較などしていたら、ここまでのトレーニングの成果を発揮できるでしょうか。

怪我との戦い。活動費用の問題。規則違反の疑い。

自分自身が関与していなくても、その影響を受けて競技に参加出来ない展開(逆にチャンスが浮上する展開)もありますね。

こういう不運に巻き込まれて人生はここで終わり?

競技人生をやめるにしても続けるにしても、次の機会に向けてできることを何か見つけなければなりません。

主力選手の欠場が全体の意識に大きな影響力を投げかけ、新時代の予兆を生み出すこともあります。

競技者間の切磋琢磨は「摩擦の火」です。場の緊張に持ちこたえて、競技の質を高める競技者同士のエネルギーのぶつかり合いが射手座世界。

そのステージにいつか立ちたいと思い、行動し続けた人たち。競技が終わって「何はともあれ、やり切った」と自分に言えれば良いと思いませんか。

様々なメディアを通じて競技後の選手の言葉を聞く機会がありますが、これは世界への自己表明だと思います。会場や地元からのメッセージは世界からの呼応です。

冬季オリンピック時期に射手座火星って、なんか出来過ぎですね。星の動きはいつもパーフェクトだわ。

直前のもっとも険しいサイクル(9月~1月、乙女座・天秤座・蠍座)は個人感覚ではなくて相互の関係の中で繰り広げられるから、牡牛座デトリメントの不調の比じゃなかったかもしれません。そのダメージを理由に、天に与えられたこのサイクルを今ここで棄権するだろうか?

競技選手は、火星サイクルを自分自身のものにしているでしょう。ぜったいに。

火曜日は火星の日

スパイシーなカレーで代謝アップ

 

 

 

 

 

 

 

健やかな人生創造、イキイキ毎日のレベルを超えて、ストイックでプロフェッショナルな領域に行くときは火星サイクル活動はバージョンアップされ続けています。

ああ、自分も頑張りたいよな!、そう思ったら射手座火星の火の粉。目に見えない聖火リレーかも!

まずは火星サイクルの一周回目をがんばろうww

 

◆サイクル継続のコツについて、2/3開催のニコラボ射手座火星ワークショップでニコさんが濃縮レクチャーしてます。

2/28までyoutube動画で内容をお届けしています。120分と長めですが、再生回数制限なしなので、少しづつ見ることもできます。

お申し込みはこちらから。

◆2/3開催のニコラボ射手座火星ワークショップ、ご案内と感想記事はこちらにも。