赤ペン12サイン占い 2022 牡牛座

12星座占い 3/21~4/19 — nicoの赤ペン添削付き

 

心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。

個性あふれる12人の占星術家が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!

目次

牡羊座 牡牛座 双子座 蟹 座 獅子座 乙女座 天秤座 蠍 座 射手座 山羊座 水瓶座 魚 座

牡羊座

少し天然気味の女性アイドルの方が自身の勘違いを話されていたのですが、内容としては羊の毛を刈ったら山羊になると思っていたとのことでした。残念ながらヒツジとヤギは別の生き物です。ラッコとカワウソの関係ほど近くもないようで、山に住んでも羊は山羊になることはありません。人間も同じで、あんな風になりたいとか、ならなくちゃと思っても、現実的な範囲でしか変わることはできないのです。要は自分の器量を知ることは大事ですよ、ということで、なんだかつまらない話のような感じがしますが、柵の中で生きるということは窮屈な反面、外からの侵入が阻止しやすかったり、迷子になる心配がないということでもあります。普段以上に様々な妄想、野望が渦巻きがちな今年の春、日々歩みを進める中でも、自分が力を発揮できることは何かを考えてみてください。新しい発見が得られたり、無駄な動きを減らすことで、充実した生活を送ることができるかもしれませんよ。

はるさめ(太陽:魚座 月:蠍座)

 

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牡牛座

お誕生月がやってきました。おめでとうございます! 一年一回の特別なタイミングですが、うれしいだけでなく、ふと「自分って何だろう」と思う瞬間があるかもしれません。せっかくのお誕生日! 社会や、自分で自分につけたレッテルは捨てて、本当の自分になってゆくタイミングにしたい。名前すらもはや記号。誰かに何かを言われた時に「いいね!」と思ったこと、「もやっ」としたこと、それらの反応・感性があなた自身。そんな小さな感受性の種を一つ一つかき集めて、心の畑に撒いてみよう。まっすぐ育てて、最短で好きに向かってゆくのも良し、強く育てて違和感を突き破るのも良し、ツルのように伸ばして受け流すも良し、今は次の自分を作る種をたくさん撒いて芽吹かせすため、種と畑を守る時期。春に伸びる新芽のように柔らかい感性を優しく育み、1ヶ月後、1年後の自分を形作る本当に大切なもの、そして社会に対して使えるやり方・武器に育ててゆきましょう。

千花(太陽:牡羊座 月:山羊座)

 

 

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双子座

ここまでのアナタは十分に世間の情報や声を聴いただろうし、時代の流れに添うてきた。ニュースを見ては心を痛め、今まで描いてきた世界が幻想であったことを知らされる。いっそ何も考えず同調圧力に屈していた方が楽なのではなどと考えてしまいたくもなる。それでもこの時期は外側の世界ではなくアナタの内側に心を寄せて欲しい。今も諦められずに心に残っている望みはあるだろうか? 断捨離しても手放せなかったものは何だろうか? 喜びをつくるのは日々の生活だ。自然の美しさに感動し、一編の詩に涙を流す様に世界の動きや時代とは関係なくアナタを喜ばすものがあるという事を忘れてはいけない。詩人の茨木のり子は『駄目なことの一切を時代のせいにするな。わずかに光る尊厳の放棄。自分の感受性ぐらい自分で守れ ばかものよ』と書いた。みんなと一緒だと思える安心感は心地よい、だけれどそこに感じる違和感はアナタの個性なのだ。それをぜひ守って欲しい。

ヤエ(太陽:獅子座 月:魚座)

 

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蟹座

Coming Soon

 

 

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獅子座

『内省のない人生は生きる価値がない』と述べたのは、ギリシャ哲学者のソクラテス。そこまで言い切れるほどの潔さや経験値が私にはまだまだないのだが、まさに「内省する」にうってつけの時期がやってきた。内省とは、『人間が内観を行使する能力と基本的なる自然な感情、目的および本質について深く鑑みてみるというその意欲のこと』を指す。常に何かをしている方が何もせずただ自己と向き合うより、ずっとずっと楽な時がある。「私ってなに?このままでいいの?自分には何もないのでは?」という不安。そうした不安と対峙する厳しさに身がすくんでしまう。そんな時は「未来のめーっちゃ素敵な私、こうありたい私、もっとみんなのために何かを出来得る私…そんな私にはやく会いたい!!」という未来にむけた視点が足りていないのかも。「自分のために自己を内省する。決して誰かのためではない。内省とは意欲であり、成長した自分に出会うためのプロセス。」ということを、くどいけれど忘れないでね。さて、かく言う私も内省は大大大の苦手。しかし口火を切った者として、自己と向き合うために今から火星手帳を開くとする。

ひかり(太陽:魚座 月:双子座)


 

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乙女座

ここ数年、体制の組み直しがいたるところで行われています。あなたの職場や所属するコミュニティも例外ではないでしょう。新しく作られた枠組みに身を置いて、実際に動き続けていくことで、あなた自身の新陳代謝が促されていきます。これまで、自分が大切にしてきたものやこと、自分のやり方や考えを手放していくことは、勇気がいるし、ときに、辛さを伴うものですが、感情にフォーカスせず、感覚に忠実でいてください。そうして、今のご自身の輪郭を明確にした上で、あなたがなすべき役割を担っていけば、周囲の要請に振り回されて疲弊することもありません。また、この時期、現場に出て、人と関わり合う機会が多くありますが、なすがままにしていると際限なく広がっていき、収拾がつかなくなるかもしれません。あらかじめ、ご自身の能力や技術を磨くために使っていくと決めておくと気持ちよく、すっきりしたお付き合いができるのではないかと思います。

ふみ(太陽:獅子座 月:山羊座)「ふーみん.com」


 

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天秤座

ありがとうと伝えられると嬉しいものだ。誰かのモヤモヤを解消することは地続きで皆が喜べる世界へと繋がっていく。なんて、こんなに壮大でなくても、あなたは生きる姿勢として日常の表現に落とし込んでいるはず。今月の天秤座さんは影の立役者だ。あえて相手の出方をじっと待ってみる姿勢が功を奏しそう。タイミングを見計らうことで、バラバラだった人や物事を繋ぐ仲介人として手腕を発揮する予感だ。今抱えているものを消化中の人にもっと情報を与えると、キャパオーバーを起こしてしまう。折り合いがつくまで相手を信じて待ってみてほしい。それは歩幅を合わせることであり、自分の胆力を育てることでもある。そんな時間を重ねることで、新しい気づきや閃きを、相手側から貰うかもしれない。与えるつもりがこちらが与えられていたという体験を、後から振り返ったときに実感できるはずだ。皆の複雑な歩みを受け入れて、あなたは一皮剥けるときなのだ。

みつやま(太陽:射手座 月:蟹座)「nuihour」

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蠍座

「もし、いい商品なのに売れなくて困っているものがあったらうちに言ってください。うちとコラボすれば売れるようになります。うちはお助けビジネスですから」これは、サンリオの創業者である辻信太郎氏の言葉である。サンリオの顔であるキティちゃんはあなたと同じ蠍座だ。時にイメージを壊しかねないくらい過激なコラボをする彼女であるが、それはどんな姿になっても「キティちゃん」でいられる自信があり、価値あるものを広めたいという想いが相手と共有できているからこそ成せる業なのだろう。この時期は、そんなキティちゃんの心意気を胸に忍ばせておきたい。彼女は「みんななかよく」というサンリオの企業理念のために自分の殻を破り、挑戦し続けている。ヴィジョンを明確にしよう。あなたは誰と、どんな世界を創りたいと望んでいるだろうか。誰かのために動くだけならそう難しいことではないのかもしれない。だけど同じ世界を望む同志のためならば、あなただってキティちゃんように自分の殻を破ることができるのだから。

rocco(太陽:牡羊座 月:双子座)

 

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射手座

「掘り返す塊(つちくれ)光る穀雨かな」二十四節気の「穀雨」は、穀物が元気に育つよう天からの恵みの雨がしっとりと降り注ぐころのことで、この西山泊雲の句には、畑や庭で雨の水分を含んで光る土の豊かさがみずみずしく描かれています。穀雨に始まるこの期、射手座は「自分を大切にするための環境づくり」がテーマになります。心地よい環境(場)のベースになる「土」は地エレメント=自分の価値観、信念、能力、五感を基準にした幸せや善きもの。そして人生を他人の価値に煽られない自分軸を支えてくれます。もし幸せのイメージをキラキラした誰かの姿やライフスタイルに重ねて見ているとしたら、自分の幸せを育む大切な「土」を誰かに明け渡しているのかもしれません。それは根無し草のように幸せの拠り所がないので、人生を自分のものだと実感できないこともあるでしょう。そんなときは、足元の土を掘り返してみましょう。そこには本心(内なる欲求)が埋もれています。自分を大切にするというのは、本心が健やかに育つような豊かな土壌をつくり、やがて見事に開花するまで「あなた自身の手で丹精を込める」ということなのです。

みな笑み(太陽:魚座 月:牡羊座)

 

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山羊座

今期の山羊座さんのテーマは「外部とのやり取りを活性化し審美眼を鍛える」だ。ギリシャ神話のミダス王とアンデルセン童話「はだかの王様」にそのヒントをもらえるかもしれない。ミダス王は触れるもの全てを黄金に変えるという望みを叶えてもらったが、程なく目先の利益にとらわれて結果を予測できなかった己の失敗に気づく。そして表面的な美しさや物質的価値だけでなく本質的な美や金銭には替えられない価値があることを知る。今のような時代に長期的な見通しを持つのは簡単ではない。しかし想定外の事態や衝撃的な出来事は本当に大切なものを確認し軌道修正をするきっかけを与えてくれる。また「はだかの王様」では出世や保身のために取り繕われた言葉ではなく、無邪気な者の率直さにこそ真実があると教えてくれる。自分の立場や権力が大きくなっても追従する者の忖度の言葉に安堵せず、門外漢の意見や対立者の批判などに対しても広く心を開き聞く耳を持つことが今後の発展への伴となるだろう。

TOMOKO(太陽:獅子座 月:魚座)

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水瓶座

「行きたい方向はなんとなくわかっている、だけどなぜか身動きが取れない。」といった思いを抱えている水瓶座はいないだろうか。陳腐で曖昧な情報が日常に溢れ返り、何を信じればいいのかがわからないからだと、カオスな世の中のせいにしたくなるかもしれない。だが、幾度となく降りかかってくる様々な問題の原因は、自分の外側ではなく内側にあることが多い。誰かの発言に踊らされてしまうのは、自分にとって何が一番大切なのかがしっかりと定まっていないからだ。すでに揺るぎない価値観を持っていて、他人の言動に振り回されることはないと確信していたとしても、自分が信じていることを改めて確認してみてほしい。気づいていないだけで、「まだこんなものを握りしめていたのか」というものが見つかるはずだ。流れが速いこの時代、選りすぐって集めたものでも見る見るうちに鮮やかさを失っていく。今必要なものだけを携えて、軽やかな足取りで歩んで行こう。

苑宮 泉(太陽:天秤座 月:天秤座)

 

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魚 座

無力感を覚え悲しみに暮れるのは「自分にはなにかができたはずなのに」という後悔があるから。だとすれば、自分の度量を遥かに越す事態に対して無力感を覚えるような人は、よっぽどの全能感を持っているに違いない。あなたが解決策を持っていないことを責めるのはあなただけ。だって、あなたに奇跡を期待している人はあなた以外にいないのだから。世界が滅亡しても、あるいは新たな夜明けを迎えても、実はあなたは責任を問われない。もしかするとあなたは、救世のヒーローではないのかもしれない。それでも自分の人生の勇者の地位だけは、他のだれかに明け渡してしまわないように気をつけて。そのためにまず、避けては通れない道を進む勇気を持ってほしい。日常に立ち返り、取るに足らないと打ち捨てていた課題に真剣に取り組んでみよう。幸せの青い鳥がほんの身近にいたように、世界を救う魔法は、あなたのペンケースの片隅で出番を待っているのかもしれない。

うか子(太陽:蠍座 月:双子座)

 

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nico の総評

おつかれさまでした! 今回もスマッシュヒットのオンパレード! 視点や考え方の新たなヒントになるようなテキストもたくさんあり、今回もかなり楽しく読ませていただきました。風の時代だからでしょうか。昔に比べて、ずいぶん引用が多くなってきたなという印象です。引用は引用で素晴らしいのですが、それをどう使うともっとも効果的になるのか、次回はぜひ効果的な引用文の使い方を目指して書いてみるのもいいですね。来月も楽しみにしています!

 

 

占星術で時を読む! 新月・満月、毎月の12サイン占いなどを極めたい人に

2022年5~6月にふたつのクラスがスタート!

5年振りに復活した「トランジット占星術パーフェクトマスター講座」。

nico の心理占星術の中でも徹底的に「時を読む」ことにこだわった充実のカリキュラムでお届けします。

 

天体の声を聞くこと、時の流れを把握することは、宇宙の意図を汲むことです。ユングの言葉に「自然に物事が起こることを妨げない、それが叡智だ」というのがあります。

天空で「起こっていたこと」「起こっていること」「これから起こり得ること」を丁寧に読み解くことで、物事の自然な流れを受け止め、理解し、あるべき姿として人生を生きることができるようになるでしょう。

一方、天体の運行を利用するということは、地図ではなく、コンパスを手に入れるということです。 Google Mapのように目的地までの順路、距離、時間が明確になるということではなく、進むべき方向がわかったら、その先は自分なりにクリエイトしなければなりません。

2025年には、大きな天体たちが揃って移動します。この天空の動きをどのような言葉で語り、どのように利用し、どのように語るのか。 この機会にぜひ占星術の一番すぐれた技術――天空の動きを読むという素晴らしい知恵を手にしていきましょう。