【研究会】ボタニカル占星術 ~更年期障害とハーブ、モニター検証がスタート

先月、満を持してスタートした「ボタニカル占星術~植物療法研究会」

初回のテーマは「更年期障害」。
かつては女性のホルモンバランスの不調を示す症状とされてきましたが、近年は男女の区別なく、「40歳を過ぎた頃から見られる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状」と広く理解されています。(厚生労働省e-ヘルスネット)

参加メンバーの多くは、この年代に相応することもあり、とても身近で関心の高いテーマです。

事前に、症状改善や自律神経の調整にはたらきかけるハーブとして14種類をピックアップ。植物の生態特徴などと天体の象徴を照応させながら考察を進めます。

過去に出版された書籍内の情報をカテゴリとして仕分けるのではなく、ひとつひとつのハーブの情報について、言葉の意味をあらためて捉え直し、時には画像から受ける印象を膨らませてみたり、あるいは人体の部位や適応症状などから想起された実体験のエピソードが出たり…自由な意見を重ねながら、自分たちが納得できる天体とサインの関係を確かめました。

この日は、チェストベリー、レディースマントル、メリッサ(レモンバーム)、ブラックコホシュの4つのハーブの考察までで終了。

ですが、この会のもう一つの目的は、こうした情報整理に終わらせず、症状に対する作用はもちろん、味覚や嗅覚、触覚など五感をフル活用した実感をフィードバックしながら、新しいサービスとして作り上げていくことにあります。



そこで、さっそく14種類のハーブを取り寄せ、各自で試飲しながら自分なりのブレンドなどを作ってみることに!

最近、オンラインハーブ薬局「しんらハーブガーデン」を立ち上げたベテラン研究生の中村さんのご協力を経て、実証をはじめることになりました。

世の中にはたくさんのハーブティや関連商材が出揃っている中で、こうした実験は遠回りかもしれませんが、それぞれの知識や体験を持ち寄りながら、新しい方法を模索していくのは実に火星らしく、この会ならではの取り組みです。

更年期のハーブ14種類



まだまだ試飲の段階のため、パッケージなどはこれからです。禁忌事項などを踏まえながら、自分の好みでブレンドを試していきましょう。

ハーブ試飲については、それぞれに禁忌事項があります。
ご希望の方、当会への参加方法など、詳しい内容についてはお問合せください




個人のwell-being=よりよく生きるを目指しているnicoの心理占星術では、天体のエネルギーを運命や宿命と捉えず、「機能を調整するもの」として捉えています。今回のボタニカル占星術も、わたしたちが健やかに年を重ねていくための新たなツールになるでしょう。

次回からは、さらに植物の種類を増やして考察するほか、実際のハーブを用いて検証していきます。
今後にご期待ください。


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