12サイン別
蠍座予報
10/23~11/20
心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!
牡羊座
ほんの少しだけれど上手く行っていない事や、見て見ぬふりをしてきた問題を解決しやすい時期。たとえその対象が、あなたの価値観とは全く違うモノだったり、すんなり関わる事ができそうにない人だったとしても、諦めずに今までとは違う角度から捉え直してみよう。これまでやり過ごしていたことに向き合うのは、誰にとっても辛抱や忍耐というストレスがつきもの。楽しそうではないし、なかなか気が乗らないかもしれない。けれどそこにもう一度目を向けることで、これまで見えていなかったものを発見するチャンスが生まれる。あなたの持っている勇気と挑戦のエネルギーを使って、あるはずなのに見えていなかったものを見に行こう。今までのやり方にちょっとした新たな視点を取り入れたり、時には相手のニーズに沿ったやり方を試してみるのもいい。そんな変化を通して今までとは違う風景を味わうことができたら、来月やって来る飛躍の季節をスッキリと迎えられる。
キャサリン.(太陽:双子座 月:山羊座)
牡牛座
友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ
啄木ではないが、時にひとは誰かと比べ、自らを信じる力を失う。花を共に愛でる家族がいるだけいいじゃないか? と啄木へツッコミをいれたくもなるが、本人にしかわからぬものを誰もが抱えている。自分 以外からはみえているのにね。 皆が自分の先にいて自分は残されていると感じたり、画面越しの誰かの成功に自分のちっぽけさを重ねる。自分のことは見えなくなりがちだね。そんなとき、過去の自分が目の前にいてくれたらなと思う。そうしたら慰めの言葉をかけ労ったり、叱咤なんかもしたいな。あれもこれもとかけてあげたい言葉があふれ出す。過去の自分からは「貴方も少しは成長してるよ、自分なりの良さを積み重ねここまでどうにか来てる、信じてるよ」と言われたいな。そんな思いを巡らせど、あいにく対峙できる日はこない。それでも、自分へかけてあげたい労いの言葉があるということに、希望を見いだす。
hikari(太陽:魚座 月:双子座)
双子座
先日、山羊座の友人と喋っていた時に「今やっていることの実感が得られない。完成しないのが苦しい。」と言っていて「山羊座っぽいな」 心の中で 思いつつ、双子座の私は「もっともっと知りたいって思うことが楽しいから、完成したら困るんだよね。」と答えたら、びっくりしていた。とは言え、双子座は変化が楽しいだけの、ただの新しい物好きという訳ではない。何かずっと興味を持ってやって来たことがあるなら、趣味の範囲を越えてもっと学びを深めることになったり、大したことないと思っているような事でも誰かの役に立つくらいの知識になっているかもしれない。「分かってもらえないかもしれない。」なんて思わずに、きちんと説明してみて。「自分の知識が役に立った!」という実感を得るために、自分の世界から出て相手に分かってもらう努力をしてみましょう。誰かの価値観と違いを楽しめたら、ここから世界はぐんと広がると思います!
双子商会(太陽:双子座 月:牡羊座)
蟹座
落ち着かない秋の気温の寒暖の差が激しい日々は、まるで今の私たちの心模様みたいだ。のるかそるか。ここをどう越えていくのかという、大事なひと月になりそうだ。何を本当に表明したい のかを問われている。思い込む力と揺らぐ気持ちは、あなたにも相手にもあるからこそ、自分をアピールしていくことと、他者の想いを受け止めることを、どう成り立たせていくか思い悩む。自分の気持ちが外側に、相手に、世界に流れ出ていけない。それでも踏み出して行きたいのならば、自分が見たい景色まで進んで行くと決めるしかないのだ。 自分でないものを演じたりせず、自己規制せず、いまこの自分が何者なのかをしっかりと見ていこう、そして相手にも見せて行こう。心の揺らぎも弱さも、時折決断を疑ってしまうことも含めて、私であると見せてしまえばいいのだ。本物の私で行くしかないのだ。心の声を信じて、自分のやり方で行動することで、私たちの未来を切り拓いて行こう。
紅谷柘榴(太陽:山羊座 月:射手座)
獅子座
変化の兆しをいち早く感じ取り、思案しては試し、あらゆる可能性を模索してきたのではないでしょうか。うっすらと道筋も見えてきているようです。理想を描いて自分を打ち出していくとき、本当にこれでいいのか心や覚悟が揺れるのは、この時期あるあるです。未来を見据えて、これが要だと見極め行動しても、周りにその価値がなかなか伝わらず、孤独を感じ気落ちしてしまうこともあるでしょう。自己不信になって、縮こまってしまいそうなときは、原点に立ち返ってみて。それを選択し取組む由縁や目的が、あなたにはきっとあるはずです。なぜ私はそれをするのか、その行動はどんな未来へ繋がっていくのか。何度も心に問いながら、偽りなき想いを探り、初期衝動を再確認し、あなたを支える軸を明らかにする。行く手を阻む何かに揺らされても折れることなく、自分を信頼して、これでいいのだと納得できれば、他の誰でもないあなたの正道を力強く進んでいけるのです。
lunch (太陽:魚座 月:双子座)
乙女座
八百屋さんで艶々とした栗を見つけると栗ご飯を作りたくなります。硬くて滑りやすい栗の皮剥きは手間ですが年に数回だけだからと手持ちの包丁でしていたのを栗むき専用バサミなるものを買ってみたら安全で作業効率も上がり大正解。きっと無類の栗好きの人が発明したのではないかと想像しています。乙女座さんも今月は普段から感じているちょっとした不便さや問題点、困り事などに着目して周りの人と話し合ってみるのに良い機会です。仕方がないと何となく受け入れてしまっていることはありませんか? こんなもんだと思っていることにも実はまだ工夫次第でもっと改善できることがあるかもしれません。今までわざわざ口には出していなかったことでも言葉にして相手に伝えるようにしてみましょう。また他の人の意見にもじっくり耳を傾けることで意外にも共通のニーズがあることを理解したり、より快適な人生を送るためのヒントを発見したりできそうです。
TOMOKO(太陽:獅子座 月:魚座)
天秤座
ここ数日、紫金山アトラス彗星が西の空に見えると話題でした。この彗星は、太陽系惑星の引力の影響で軌道がずれ、もう太陽系には戻って来ないとのこと。そんな天体ショーの下、私達は日々の生活を営んでいますが、今のあなたは、社会の中でやりたいことがあるのに、 プライベートには、手放せない課題があり、時間がいくらあっても足りない状況になっていませんか。そんな時は、自分の思いを言葉や文字にして、一度整理してみましょう。客観的に見ることで、もう必要無いと手放すものと、残したいものが見えてくるはずです。この1ヶ月は、その残したいものとやりたい事のバランスを取り、未来に繋がる有意義な時間にしていきましょう。この彗星との出会いは一度きり、ちょっと空を見上げて一呼吸すれば、同じように過ぎていくと思われる日々も、一瞬一瞬が二度と出合わない、あなただけの大切な時間と気づくはずです。そうしてまた、前へと歩んで行きましょう。
Mayumi(太陽:天秤座 月:蠍座)
蠍座
蠍座のみなさん、お誕生日おめでとうございます! 誕生日は別名ソーラーリターンと云い、天体のリターンとはその天体の使い方を書き換え、新たに生き方を見直す時期となります。今年のソーラーリターンはより特別なものになりそうです。なぜならこの時期、2008年からほぼずっと山羊座に留まっていた蠍座の支配星でもある冥王星が本格的に水瓶座に移動するのです。それは約16年の物語が一旦終了し、新しい物語が始まる時期とも言えます。ずっと続けていた活動や人間関係など、何か違和感を感じていませんか? 違和感を感じながらもなぜそれをやめられないのでしょうか? もしかしたら周りから期待されている役割を惰性で演じていることで本当の自分の望みを見失っているのかもしれません。変化することを怖いと思うかもしれませんが、人間は4ヶ月で細胞が入れ替わると云います。「どんな自分にも変わることができる」そんなチャンスが今、やってきているのです。
千花(太陽:牡羊座、月:山羊座)
射手座
射手座にとって来月はお誕生月。ソーラーリターンをむかえます。誕生日はここまで無事過ごせたことを祝う時でもありますが、未来に向けてビジョンを書き換え、新たにスタートをきる時でもあります。これが上手くいかないと一年をよりよくはじめることが難しいかもしれません。一ヶ月前からの過ごし方が重要になってきます。すでに何某かの課題が浮上してはいませんか。「きっと何とかなる!」と楽観的見解では、足止めをされることにつながるかもしれません。腹をくくりしっかりと向き合うことで解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか。その時のポイントとして、今まで培ってきた自分の考えをしっかり認識し、身に着けてきた技術を活かすことで現実的解決に繋げることができます。モヤモヤしたり後ろ髪をひかれることがあると次のステップに軽やかに移行できなくなります。ぜひ素敵なソーラーリターンをむかえるために、この一ヶ月取り組んでみてください。
TELESA(太陽:天秤座 月:乙女座)
山羊座
木の葉が鮮やかに色付き始め、私たちの目を楽しませてくれる季節になりました。木々は不要なものを葉に蓄えたら落葉して冬支度。次のサイクルに備えます。今期の山羊座さんはこの木々のサイクルと似ていて、歩みを緩めて次のサイクルへの準備や入れ替えをしていく時にあります。日々溢れる情報に刺激され、アレがしたいコレも欲しいと求めてしまいがちかもしれないけれど。自分にないものを求めるばかりでは、本当の意味で満たされる日は訪れないのかもしれません。葉を落とし露わになった幹や枝が1年前より丈夫であるように、山羊座さんも強くなっているはずだから。いま目の前にある自分に与えられたものや状況を感謝と共に受け容れてみること。「日々の生活の小さな喜びだけで満足を知るということは、なんて豊かな生き方なんだろう」と話していたのは俳優の役所広司さん。これで十分だと自分を知り認めることは、幸せへの一番の近道なのかもしれません。
まや(太陽:蠍座 月:水瓶座)
水瓶座
最近、なにか気持ちがくじける体験をしたのではないだろうか。きっと既に乗り越えたはずだ。それまでなにかしらの万能感をいだいていたならば、その感覚はきっと薄れてしまっただろう。代わりに芽生えた自信は、課題をクリアしたという事実に基づくもの。それは万能感のような翼は持たないかもしれないが、新しいことや困難なことに怖気づきそうになった時には、勇気をふるい立たせる足がかりになってくれるだろう。11/16の満月の頃から、これまで自分がしてきたことを投げ出してしまいたい気持ちに振り回されるかもしれない。その時、自分のやってきたことは他人の成功にのっかっているだけのつまらないものと思えるかもしれない。でも、能力も実績も肉体も時間も、生来のものも獲得したものも、自分が自由に使うことができると感じているすべてのものはそもそもギフトなのだ。他人に頼ることは自分の価値は損なうものではなく、世界を豊かに広げるもの。
うか子(太陽:蠍座 月:双子座)
魚 座
思春期の熱量はいつも盲目的な偏見の危うさの中にある。我を忘れ、排他的になり、好きなものや人に夢中になる感度の高い年の頃。大人になり分別も付き、誰かと比べ、世間を生きるようになったとき、自分に酔いしれたその時代を黒歴史などと言って記憶の底に封印する。本当にそれでいいのだろうか。誰かを崇拝し、恋し、またある思想に傾倒し、魅了され、未熟ながらもその中に光を見出そうともがいていたものは本当に記憶の片隅に眠らせて置くべきものなのか。その青臭いとも言える理想や夢はただのファンタジーで、若気の至りとして切り捨てられるものだろうか。確かに成長するにあたっていろんな経験をして、思考も感情も円熟していき、過去の自分が幼く見えるのは当然とも言える。知識が増えると同時に蔑ろにされた不合理。その小さな光が自分の人生を象るスパイスになるのではないだろうか。このひと月、かつて在ったはずの希望の火種を探してみてほしい。
Takeshi(太陽:蠍座 月:射手座)
🖋 nico の総評
ここ最近、グッと皆さんのテキストのレベルが上がってきたというのは、どこかでお伝えしていると思います。今回もなるほど! と唸ったテキストがいくつもありました。誰が読むかわからないものを、それぞれの工夫と個性と共に書き上げてくれたこと、とてもうれしく、ありがたく思います。簡単な添削をしていますが、できれば参考にして、次回に生かせてもらえたと思います。来月も楽しみにしています。