12星座占い 1/20~2/18 — nicoの赤ペン添削付き
心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人の占星術家が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!
目次
牡羊座 牡牛座 双子座 蟹 座 獅子座 乙女座 天秤座 蠍 座 射手座 山羊座 水瓶座 魚 座
牡羊座
時代錯誤の古い価値観を押し付けてくる人が、事あるごとに出現する気配が漂う水瓶座期。そんな厄介な人たちを穏便に手懐け、いかに物事をスムーズに進めていくかが当面の課題となる。異なる判断基準を持つ人を前に、言いたいことがうまく言えないもどかしさを抱えつつも、自分の意見を誠実に伝え、有言実行しさえすれば、おのずと道は開けていくだろう。はっきりと言い切るには根拠が乏しくても、意を決して言葉にしてしまえば、自然と力が湧いてくるはずだ。雑多な思考を挟まず即座に行動を起こすことが、重要なカギとなる。傷つくのを恐れ、自分を守ってばかりでは何も前に進まない。自我のためというよりも、誰かのために動こうとする想いがあれば、不思議な後押しを感じることもあるだろう。どこか心許なく、とまどいがあるのなら、その感情を思い切ってさらけ出してしまうといい。飾らない姿を見せることで、周囲から一層の信頼を得ることができるはずだ。
苑宮 泉(太陽:天秤座 月:天秤座)
牡牛座
時は進む。さまざまな不条理は私たちの毎日から消えてなくならない。身の回りくらいせめて快適に整えようと奮闘し、異分子たちを排除しようにもほらまた新たなものが顔を出す。そうか…そうなのか。これが人生なんだ。目をギュッと瞑り、耳をグッと塞ごうと、世の中は変わってはくれない。どうしてこんな世の中なのだろう…そう嘆くあなたに私も寄り添いたい。しかし、しかしなのだ。不条理を受け止めつつも「前へ進める私たち」でなければ、物語はそこで歩みを止め停滞し、ついぞ終わってしまう。もしや、これまでの自分が通用しなくなっている…? と
どこかでチラリ感じたのであれば、自身の考え方を変え、この流れを断ち切り、新しい物語を受け入れられる、そんな『我が身』で在ろうではないか。酸いも甘いも謎なものさえも「価値あるもの」として受けいれる勇気に覚悟に好奇心。それらはもう一回り強く、しなやかな自分と巡り会うための修行にも似た行いで、そのもっと先には「何かを抱える誰か」へとあなたが手を差しのべるような時が待っているのかもしれない。私も、明日を頑張ろうと思う。
ひかり(太陽:魚座 月:双子座)
双子座
相手の要望を的確に受け止め処理する能力が高いあなたは、職場でもプライベート周囲からその能力を高く評価され、活躍する場がますます増えるなど活気のある時期になりそうです。あなたへの期待が高いがゆえ周囲からの要望も難易度が高くなり、時にはあなたへの厳しいダメ出しもあるかもしれません。でも自分の意見に固執して相手と距離を取ろうとしたり、自分の殻に閉じこもるのは NG です。心のざわつきを感じたら、まずはできるだけ冷静に自分のことを分析してみましょう。「私は何がやりたいのか」「私は何を大切にしているのか」という自分の欲求や価値観を明確にすることで「自分とはどんな人間なのか」を客観的に認識することが大切です。それを相手と共有してお互いの考えとすり合わせながら創意工夫を加え「今、自分にできること」にエネルギーを注いでください。そうすれば周囲に翻弄されることなく、環境の中であなたらしい活動を維持できるようになるでしょう。
みな笑み(太陽:魚座 月:牡羊座)
蟹座
風の時代というフレーズが耳に馴染んで早二年目。自由・ネットワーク・交流がキーワードとなるが、皆さんはどう体感しているだろうか。実際、蟹座さんはアウェーな環境においても穏便な取り計らいに努める方なのだろう。しかし「馴染めない」心許なさが続くと自身が削られてしまう。この耐久戦を終わらせるためには、立ち去るか、望む環境をつくっていくことだが、今月は相手と協力が生まれる後者をおすすめしたい。というのも2022年の蟹座さんは、様々な個性を守る経験が自分のスタイルを成長させてくれる道へと通じるからだ。お互い何をもたらし合えるのか現状も見えてくるので「ここさえやり過ごせば」よりも「ここに参加する」とロックオンして挑んでみてほしい。思った通りに対応できないと感じても大丈夫。向かっていくあなたの姿が、知らず知らずのうちに誰かに勇気を与えていることもある。水面下で伝わる影響が花開くのは6月。楽しみにしていて。
みつやま(太陽:射手座 月:蟹座)「nuihour」
獅子座
今までしてきた活動をステージの上にあげていく時期です。「鉄は熱いうちに打て」今なら修正はいくらでも可能です。迷っても間違えてもいい。とにかく、打席に立ってください。仮説→行動→結果、どんなことでもいいから、この順番を意図的に繰り返して結果を洗練させていくイメージです。自分なりの仮説を立てて行動していくことで、ご自身の価値観を整理され、長く使えるものを残していけそうです。技術・言葉・発信などの見直しをしてほころびや修正点を見つけたら、今のうちに手を打ちましょう。余分なものをそぎ落とし、身軽にしたうえで立て直していくにはいい時期です。躊躇せず、大胆にいきましょう。人の力を積極的に利用したほうがうまくいきそうです。といっても、誰かのステージに便乗するのではありません。あなた自身のステージに立ち、同じような立場にある相手とコンタクトをとり、切磋琢磨していくような関わり合いができると最高です。
ふみ(太陽:獅子座 月:山羊座)「ふーみん.com」
乙女座
今年は寅年ということで虎に因んだ言葉で乙女座さんの今期の過ごし方を提案してみたい。まず「龍は雲に従い風は虎に従う」という言葉。物事は似た性質を持った者同士が互いに求め合い、それぞれにふさわしい者と一緒になってうまくいくものだという意味の古事成語だ。現在のあなたの人間関係や仕事は本当に自分に相応しいと思えるものだろうか。過小評価でも過大評価でもない等身大の自分を知っていてこそ何が必要かわかる。世間や他人の意見に流されず自己の感覚に忠実に選択や判断をすることが大切だ。最適な相手やグループと出逢い協力することで相乗効果が生まれ、より大きな力が発揮できるようになるだろう。そして「虎視眈々」ということも念頭に置いておいてほしい言葉である。目標を定めたら油断なく絶好の機会を狙っていつでも動けるよう準備しておこう。虎の獲物を仕留める鋭い爪のように、ここぞという時に自分の最大の武器となる技術や知識に丹念に磨きをかけておくことをお忘れなく。
TOMOKO(太陽:獅子座 月:魚座)
天秤座
「最高の人生」という言葉から、どんなイメージを描くだろうか。例えば体調がよくて心は晴れやかで、目映い光に満ちた空には虹がかかっていたりするのかもしれない。もちろん、どんな喜びの時でも現実は常に道半ばで、「ハッピーエンド」を選ぶことはできないまま未来は続いていく。その時、足元が不確かに揺らいでいるようでは、自信を持って行動を進めることが難しくなるし、向こう見ずでは大怪我をすることもある。押し寄せてくる雰囲気に惑うことなく自分に相応しい道を見極めるためには、自分に最高の快適さを感じさせる光景がイメージできていることと、自身のコンディションを整えるための方法を把握できていることとがとても重要だ。とことん自分と向き合うと、自然と外へ意識が移っていく。そして、あなたはまた人と対峙する。自分を喜ばせるものが他人を喜ばせるとは限らない。が、徒労ではない。その相違が「最高の人生」から広がる未来を彩るのだ。
うか子(太陽:蠍座 月:双子座)
蠍座
冬至を越えて太陽光は復活中。感情の底の水脈と出会って新たな陽がのぼる星回りです。晴れ渡った日は温まった大気が宇宙に向かって拡散する放射冷却現象に。寒風に温熱を奪われない地下深くの微細なスキマには冬も凍ることのない水が存在します。大きく広がる根の網目、毛細血管のような先っぽで微量の水を感知して春準備。ちっぽけで情けない存在だと立ち尽くす、自分生命が今にも壊れそうな危機には樹木となろう。厳しい現実から守られた地下水源は、世間の常識や理屈を越えて意外に熱いのかも。寒中いち早く黄やピンクの蕾を出す草木のように、合理的ではないけれどなぜだかもう一度前を向き歩きたい気持ちになるでしょう。表出したわずかな素肌に圧倒的な太陽を心地よく感じる一瞬があるのは、厳しい寒気の季節こそ。硬直した心身は水脈探知を途切れさせる原因に。野菜たっぷりスープ、入浴やストレッチ、目ざめの白湯、温熱感覚を上げる行動で開運を。
みねんこ(太陽:天秤座 月:蠍座) 「ものごとのなかば」
射手座
1/24 には火星がやぎ座に入っていきます。まだ射手座にいて背中を押していてほしいところですが、結局は気力を持て余したり、ハイテクやITの技術とかライティング力やネイティブ並みの語学力みたいな、あれば大抵箔もついて、よい未来が待ち受けていそうな何かを得ようと、とりあえず行動をおこしては、矢を射ても射ても届いている感覚がしない射手座さんもいるのでは。本気で取り組まないと最低ラインにしか届かなかったり、ファイティングポーズが様になっても、エキサイティングな結果に到達できるわけではないってことは往々にしてあります。ここは少し落ち着いて、あなたが素直に「これっていいでしょう!」って言える事と、言った時に「いいね」と言ってうなづいて欲しい相手はどんな人たちなのか考えてみてください。最適解を見つけないと、と焦りがちな時期ではありますが、あなたが明かりを灯すことができるかもしれない場所が見つかる時期かもしれませんよ。
はるさめ(太陽:魚座 月:蠍座)
山羊座
年明けから感染者も増え、また落ち着かない日々となってしまった。何か大事なのか、今までやってきたことは正しかったのか、来月はどうなるのか…色々考えても正しい答えは見つからず、「こう」と思ったことも、明日には変わってしまう…。そんな中、計画や、やり方がコロコロ変わるのが苦しく不快で、逆に一度決めたことをやり遂げたい、ブレたくない「初志貫徹すべきだ!」という、気持ちが強くなるかもしれない。でも何が一番大事なのか因数分解して考えてみると、「貫徹」することが大事ではなく、初めに掲げた「志=心」が大事であり、それを「貫徹」する「やり方」は変えていっても問題ないのではないだろうか? まっすぐブレずに進むことは、ムダなく純粋で素晴らしいように思えるが、今はそれよりも「~すべき」という固定観念から一旦離れて、自分の「心」を受けとめて日々を過ごしてみてほしい。それが苦しい今を生き抜くサバイバル術となるだろう。
千花(太陽:牡羊座 月:山羊座)
水瓶座
水瓶座の皆さん、お誕生日おめでとうございます。大切な節目を迎えるこの時期に一年を振り返る人も多いでしょう。新しい日常が形成されつつある今、あなたはどんなことに価値を見出したでしょうか。「雨ニモ負ケズ」じゃないけれど、困っている人がいるなら東西南北どこへだって駆け付けたい。だけど身一つやるには限界がある。そう考えている人にとって今の時代は、世界中の人に手を差し伸べられる可能性に溢れているのかもしれません。それはつまり、あなたの力が世界に届きやすくなったということ。「お誕生日おめでとう」という言葉とともにスポットライトが当たるこの時期を、ただ澄ましてやり過ごすのはもったいない。せっかく注目されるのだから、未来についてとことん語る機会を持ってみてはいかがでしょうか。それはまわりの人にとっても有意義な時間になるはず。物事は良い悪いだけでは括れない。あなたから生まれる第三のひらめきを、世界は間違いなく必要としているのだから。
rocco(太陽:牡羊座 月:双子座)
魚 座
この一年は貴方の存在に光が当たりやすい時。何度も自身と向き合う機会がやってくるだろう。その為にこの一ケ月は友人や知人に自分がここまでやってきた事を話し、積極的に人の意見を聞いてみて欲しい。気を付けたいのはその意見をそのまま採用しない事。つい期待に応えたくなってしまうが、目的はここまでの自分を整理し、人を通して見える自分の姿を冷静に確認する事。そして自分が向かいたい未来を再確認する事。自分の意図とズレて伝わっていたり、思った価値が感じられなかったり理想と現実とのギャップが見つかったらしめたもの。課題が見えるという事は目標がより明確になるという事だ。魚座の詩人ヴィクトル・ユゴーは「未来にはいくつかの名前がある。意志薄弱な者はそれを不可能と呼び、臆病者は未知と呼ぶ。しかし勇敢な者はそれを理想と呼ぶ。」と言った。貴方が目標に向かい勇気をもって進みだす時、目指す理想は貴方の未来に待っているという事だ。
ヤエ(太陽:獅子座 月:魚座)
nico の総評
担当のみなさま、おつかれさまでした! 今回はかなりの力作ぞろい。2022年になってから、みなさん、何かしらの心境の変化があったのか、もしくは気忙しかったりして、開き直った先の「らしさ」が出たのか。とにかく、どの原稿もそれぞれの生きざまや魅力、個性が光るとてもいいテキストでした! この調子で2022年を駆け抜けていきましょう! 今年もよろしくお願いします!