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12星座占い 11/22～12/21
nicoの赤ペン添削付き
心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削！
牡羊座
未来を照らす太陽、知性を司る水星、生き抜く力である火星。３つの天体が天頂間近で輝く今期の牡羊座さんのチャートを見た時、クリスマスツリーのてっぺんで輝く星が思い浮かんだのと同時にサッポロビール黒ラベルのキャッチコピーが頭に浮かんだ。「絶えず変貌して前に進もう。いい頃合いで手を打とうとする自分を置き去りに、追いかけてくる自分に捕まらないように。堂々と悠々と。闇があるから光が生まれる。たとえ太陽が海に溶けても、空にはやがて星が輝く。丸くなるな、星になれ。」空気を読み、いい人であろうとしてしまったり、尖らないように丸くなることは悪いことではないかもしれない。けれども尖っている＝独自の光を放っている人は、牡羊座さんの目に魅力的に映るのではないか。周りからどう見られたいかではなく、どんな光を放ちたいか。前へ前へと進む同じ火のサインである射手座の力を借りて、自らの光を思い出す。そんな射手座期にしてもらいたい。
まや（太陽：蠍座、月：水瓶座）
牡牛座
ジャニーズ事務所の次に世間を賑わせているのが宝塚歌劇団です。今回の件に関してはまだ調査が続くようですね。宝塚歌劇団といえば難関をくぐり抜けたとはいえ２年間学校で学んだ素人が成長していく劇団。美しい舞台を作り上げ、観客に夢をみてもらうためには、かなりの努力と自己研鑽が必要になってくるでしょう。採算のためか経験を積むためか次から次へと公演を続けるジェンヌさんたちにはもっと休息をとってほしいと感じますが、華や才能のある人が絶え間ない努力を続けることで、本物のスターになっていくからこそ熱狂的に応援する人が存在するのだと思います。誰もがスターになれるわけではありませんし、自身の分を理解することも美徳ではあります。それでもより魅力的になりたい、こんなことができるようになりたい、といった理想を描くことはあるでしょう。それが成長につながることも。このいて座期にはこうなりたいという、自分なりの理想をさぐってみてください。
はるさめ（太陽：魚座、月：蠍座）
双子座
射手座の季節になりました！ 射手座と言えば双子座にとって、360°のホロスコープで見るとお向かいに鎮座する180°先の対極にある星座です。 双子座は、最も遠い射手座まで旅をしてきたのです。ワクワクする事を見つけて体験しに行ったり、もっと知りたい！ と思って夢中になって情報収集したり…そんな旅路だったらいいなと思います。ここから先の旅は、そのインプットしてきた情報や知識をアウトプット していく事をイメージしてください。ちょっと怖いですよね。「理解されなかったら嫌だな」「どうせ分かってもらえない」もしも、そんな風に出し惜しみというか…。うーん。アウトプットする勇気がないのなら…。大丈夫。射手座の季節が味方してくれています。あなたが見てきた事、体験してきたことを勇気を出してシェアしてみてください。同じ価値観を持った仲間に出会えるかもしれないし、違う視点を持った人から刺激を受けてもっともっと成長できるでしょう。楽しんで！
双子商会（太陽：双子座 月：牡羊座）
蟹座
夢なきものに理想なしと昔の人はいったが、『夢や理想』とは我々にとって一体全体なんであろう。自分とはどこかかけ離れたもののようにも感じるし、夢だけじゃ食っていけないといつの間にか刷り込まれ生きてきたような気もする。それでも、夢や理想無しで生きるのはあまりに味気ないことくらい、頭の片隅ではわかってはいる。そんな片隅に追いやったものたちとここらで向き合い、調整を試みることをおすすめしたい 。なぜなら蟹座にとっての６ハウス射手座の位置 に天空の太陽が顔をのぞかせ、未来へ向けた自分の夢や理想とはなんであったか？ を問いかけてきているから。そしてそれは、ひとり自分と向き合い考え辿りつくものではなく、自分以外の第三者とのあれやこれやのなかでふっと思い起こすような、ふっと灯火が燈されるようなものの可能性が大いにある。その灯火によって自分の未来が前よりもわずかでもよいものになっている、そんな胸踊る瞬間を味わってほしい。
ひかり（太陽：魚座 月：双子座）
この赤ペンを見た hikariさんから、リライト原稿が届きました！
夢なきものに理想なしと昔の人はいったが、『夢や理想』とは我々にとって一体全体なんであろう。自分とはどこかかけ離れたもののようにも感じるし、夢だけじゃ食っていけないといつの間にか刷り込まれ生きてきた気もする。それでも、夢や理想無しで生きるのはあまりに味気ないことくらい頭の片隅ではわかってはいる。ならば片隅に追いやったものたちが自分にとっての熱意のようで暗部のようで、自分にとって大切なものである事を認め受け入れてみてはどうだろう。 火エレメント最終地点射手座期は、そんな風に怖めずに自分を実感することから始めてほしい。そして自分を感じるとは独り自分と向き合い考え辿りつくものの様で、自分以外の第三者とのあれやこれやの中でもふっと思い起こし灯火が燈されるものかも…と感じる事ができたらしめたものだ。 そうやって灯された自分という灯を今度は意志をもって大きく広げ、未知なる自分へ出会うべく一歩足を踏み出そう。
獅子座
清水寺と言えば京都の紅葉の名所ですが、今月の獅子座さんは「清水の舞台から飛び降りる」つもりで思い切った勝負に出るのもアリな一ヶ月。いつもなら「まだ自信がない」とか「準備が間に合わない」などとやらない理由を並べ立て、失敗してカッコ悪い思いや恥ずかしい思いをするかもという恐怖からつい防衛線を張ってしまうあなた。しかし自分でも抑えがたいほどの強い欲求が湧きあがってくるこの時期こそ、重い腰を上げるには絶好のチャンス。特に12月前半までに、自分に対しても他人に対しても疑心暗鬼にならずにはっきりとした決断や行動ができるかどうかが伴となりそうです。迷ったときはこれまでの実績や経験うんぬんよりも、自分が未来にどうありたいのかを基準にしてみましょう。来年のことを言えば鬼が笑うというけれど、鬼とだって一緒に笑ってやろうという意気込みを持って予測不能な状況に向かって飛び込むことができれば、たとえ結果がどうであれ清々しい気持ちで年の瀬を迎えられるはず。
TOMOKO（太陽：獅子座、月：魚座）
乙女座
もしかしたら今、色々な情報が錯綜し、何を道しるべにすればいいのか分からずに道に迷っている人もいるかもしれません。例えばもし泥道で転んでケガをしたら痛くても小石や泥を傷口から取り除き、綺麗に洗い手当てをしますよね？ 泥が付いた傷口をほおっておくと傷は膿んで炎症を起こし、酷い場合は全身を巡り、悪いところは切断…なんてことになりかねません。そこまででなくてもかさぶたは醜い痕を残すことになりかねません。そんなことにならないように、お風呂に入るたびに傷が沁みるなど、何か特定のタイミングで心が痛むなら、そこは手当てが必要な証拠。それが人や環境である場合、手当ては簡単じゃないかもしれません。でもどのタイミングで痛むか分かったら自分で何らかのケアをすることができるはず。今年もあともう少し。そんな小さな予兆を見逃さず、自分で自分を癒す術を手にしてゆくことで、自分の力や道を取り戻す一歩となるでしょう。
千花（太陽：牡羊座、月：山羊座）
この赤ペンを見た 千花さんから、リライト原稿が届きました！
もしかしたら今、色々な情報が錯綜し、何を道しるべにすればいいのか分からずに道に迷っている人もいるかもしれません。例えばもし泥道で転んでケガをしたら痛くても 小石や泥を傷口から取り除き、少し沁みたとしても綺麗に洗い手当てをしますよね？ 傷の部位によっては曲げると痛い、服がこすれると痛いとか痛むタイミングも違うはず。でもどのタイミングで痛むか分かったら自分で何らかのケアをすることができるはず。心の痛みや違和感も同じ。周りを見て「素敵だな…」思う半面、自分と比べてしまってざわざわしたらそれも大切な予兆。どんな人を見てそう思うのか、パターンが見えてくるはず。そこから自分自身のあり方を見直すきっかけにしてみよう。小さな予兆を見逃さず、痛みを避ける工夫や自分で自分を癒す術など、策を手にしてゆくことで、道に迷うことなく、余計なことにエネルギーを使わずに自分の思う道をまっすぐ進んで行くことができるだろう。
天秤座
眠りはリセットだ。今日を終わらせられる。毎日私達は、小さなリセットを繰り返している。 転調の秋を越えての、このひと月は、新しい季節へ、新しい顏をつくるような気分で、チャレンジするぞと過ごしてみて欲しい。昨日までの私をいつからだって、リセットしていける感覚で、新しい環境や新しい出会いを求めて、自分を押し出して行けるように、試みて欲しい。ここからは、寒くて冷たい風の吹く冬だ。冬の寒さにカラダが冷えた時こそ、私達は、温かい飲み物や、グツグツ煮込んだ鍋や、ストーブの燃える火を求めて行く。冷えるからこそ、熱の意味や、暖を求める自分の欲求に気がつける。だから気持ちが落ち込んだり、心細さを感じる時も、それは自分自身の心に、どんな暖を求めていくのかを自覚出来るタイミングだと捉えてみたい。自分を温め、元気づける暖の元を具体的にして行けるチャンスだと。何が暖か分からないなら、ひたすら動くことを試みる事で暖をとろう。
紅谷柘榴（太陽：山羊座 月：射手座）
蠍座
お誕生日を迎え心機一転、新しい一年を思い描いた あなたですが、対人関係についてはあともう少し整理整頓の時期が続きます。腐れ縁の類はもちろん、必要なくなったものや、もはや通用していない関係、どこか苦手だと感じる人など。行き詰まる前に距離を置いたり、終わらせることができる、リフレッシュのチャンスです。ただあなたにとっては、一度手に入れた関係を手放すことは不安が強く、「捨てられない」という思いに駆られるかも。それが大切だと思い込んできた関係ならなおさらですね。でもそんな執着をそのまま握りしめていても、窮屈になり息苦しさが増すだけです。あなたにとって本当に大切にしたい関係と、そうでないものを区別しておくこと。その結果、よりあなたらしい親密な交流をこれまで以上に実感し、満足できるでしょう。12月初旬を迎えると新たな展開が待っています。新鮮な出会いを楽しめる流れに乗って、美しい冬を満喫してください。
キャサリン（太陽：双子座 月：山羊座）
射手座
高い志を心に秘めているあなたは、思うように進めなかったフェーズからようやく抜け出し、意気揚々と新しい世界に向かって進もうと前のめり気味の状態 ではないでしょうか。と同時に、通説として存在する 制度や規則があなたの行く手を阻み、水を差されるような感覚もあるかもしれません。エンジンをかけた状態で足止めされれば面白いはずはありませんね。これは何を意味しているのでしょうか。目的に突き進みたい思いに待ったがかけられるのは、理想に傾きすぎてはいないだろうか。 本当に実現可能な方法だろうか。ということを問いかけられているのではないでしょうか。気持ちばかりが先走ってしまっては、本当にたどり着きたいところへいけないかもしれません。飛躍のためには着実な側面も必要になります。机上の空論で終わらないよう、もう一度あなたの考えや技術力を見直し、修正していけば、迷いなき行く先が見えてくるのではないでしょうか。
Telesa Noriyo（太陽：天秤座 月：乙女座）
山羊座
あれ？ どうしたんだろう。なんかモヤモヤする。悪い想像ばかりして、体が動かない。変わらない日常なのに、自分の中から込み上げる違和感に、戸惑うばかり。もしそんな風に感じている山羊座さんがいたら、それはきっと”新しい目覚め”のサインです。今のままの自分ではもういられない、でも待っていても何も起こらない、それを心のどこかで薄々感じていて、心をざわつかせているのではないでしょうか。今はそのよく分からないことにしている不安にしっかりと目を向けるタイミング。こんなときは村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』がお薦めです。彼が走ることとどう向き合い、どう自分のスタイルを見出し、刷新しているのかがきっとヒントになります。大きく何かを変えようと焦らなくて大丈夫。自分の感覚に嘘をつかず、一つずつ不安を解消していくことで、点と点がつながっていき、今の自分がしっくりくる自分らしさを取り戻せるはずです。
ペスカトーレ （太陽：魚座 月：乙女座）
水瓶座
自分の目指す未来のイメージを、改めてクリアにしていく時が来た。目標が実を結ぶためには、地道な積み重ねがもちろん欠かせない。そのうえで、いまは「おなじ歩みを繰り返す」のではないやり方 を試してみる時。新しい方法は、聴こえてくる声のなかに見出すことができるだろう。他人の言葉は、時に焦燥を駆り立て奮起させ、時に「本当にこの道でいいのか」「他に進むべき道があるのではないか」「自分には荷が重過ぎるのではないか」と迷いをもたらす。言いなりになれというのではない。ただ、他人から与えられるもののなかに、いま自分が手にすべき価値あるものが、自分の固めた常識を破る刺激が、見つかるはずなのだ。きっとそれは着々と進めてきたこれまでの歩みとは全然べつの向きへと飛び出すような、これまでの流れを断ち切るもの。視野を広く持って、未来のイメージを伸びやかに描き直してみよう。その未来を目指す誠実な一歩を、また踏み出していこう。
うか子（太陽：蠍座 月：双子座）
魚 座
なんとしても夢や理想を叶えなければと強く思うのだとしたら、あるいはそれを叶えていようがいまいが現状や今の自分に不満があるならば、その動機やここまでの経緯を振り返ってみる必要があるのかもしれない。『聞くこと、話すこと。』(尹雄大)で著者は、ケアの現場で実践される「ユマニチュード」が謳う「人間らしさ」について、「普通の」人間の日常における悩みに重ね問いかける。人がただ人をそのまま受け入れ認めている状態、それこそが人間らしさであるが、複雑化した現代社会においては、能力や肩書きや取り巻く環境によって、自分も相手もそのままの存在を受け入れ認めることは難しくなっている。けれど誰かや何かに評価されることやそれをしている自分に価値があるのではなく、あなたが夢を描くのは、ただ自分らしくありたいという純粋な望みからなのだ。その人間らしさを認めた時、あなたは夢に一歩近づいている。その自分を祝福できたらいい。
アトリエ・ソレイユ （太陽：獅子座 月：射手座）
nico の総評
みなさま、おつかれさまでした！ 体調不良になった方も多かったようですが、今月も無事、原稿を皆さんに届けることができました。やってみていかがでしたか？ 今回、読んでいて思ったのは、どのサインの人が読んでも「なんとなく当たっている」と思わせてしまうような、平坦なテキストが多かったかな。魚座担当のソレイユさんのところでも書きましたが、「今、これをやらなくちゃいけないのだ！」という切羽詰まった感が足りないというか、「このサインのこの時期の必要」みたいなものが伝わりにくかったように思いました。そこで皆さんに課題です。一人で12サインすべてを担当した場合、どのように書き分けられるでしょうか。それを毎月１年間、12サインを書き続けるとしたら？ それを意識してみると、「このサインにしか書けないこと」がイメージできるかもしれません。ぜひ次のサインでは、そこを意識しながら書いてみてください。