私の意見は汎用性がないので黙っていたのですが、化粧と食に関して火星的な力を感じます。その人にとって何が火星を活性化させるのかは違うと思うのですが、いろんなネタを持っているのは良いかも…..どうなのかな?
化粧って、下地で肌を慣らして整えて…..と、行程のひとつひとつは乙女座の水星的なものを感じるのですが、結果、化粧が施された自分の顔を見て、元気や勇気を得ることができる場合があります。今ではメイク・セラピーとして、施設のお年寄りにお化粧をすることで笑顔になってもらうという活動もありますね。
化粧に関しては寺山修司の、「私は化粧する女が好きです。そこには、虚構によって現実を乗り切ろうとするエネルギーが感じられます。」といった意見がおもしろいです。というか鋭い。エネルギーなんです。プチブル的なナルシシズムではないんです。
現代ではほとんど女性がするものですが、狩や戦い、儀式などの際に男性が化粧をするということもありましたし、これはとてもプリミティブなものを感じますが、霊的な、宇宙からの力というか、そういったものを取り入れているようにも見えます。
cosmeticsとcosmosはどちらも語源が同じで、ギリシャ語の秩序、調和。そこから宇宙との交換という意味もあるようです。
前から化粧に宿るエネルギーが気になっていましたが、火星の話を聞いて私の中でこうして繋がるとは思いもしませんでした。ビックリだー!
また、メイクには異性に自分を誇示するという意味もあり、そこがエロティックでもあるのですが、そういった要素もメイクの火星力のひとつだと思います。考えてナチュラルメイク(してないように見せると厚化粧のこと)にしている人もある意味、火星の使い方が上手いのかもしれません。
まったくの余談ですが、北斗の拳のユダが「貴様の血で化粧をしたい」と言っていたり、眠狂四郎の持っている刀は無想正宗というのですが、女なんですね。それで「白刃の細やかさは、血で化粧されたようなもの。まさに魔剣」と言っていたり…..人に提案できる火星ではないけれど、気になります(笑)
(おわり)