みねんこです。
5室は旅立ちの時の表示でもあるんだなと思いました。
北半球なので目に見えにくい部分であると思うのですが、安全なHOME/居場所から一歩出ようとする気持ちが、4室から5室への移り変わりの背景にあります。これは親や兄弟姉妹の考え方とちがうこと、あまり賛同されないことでも、自分には大事なテーマだからやってみたい!という自発性です。
心の中ではとてもワクワクしますね。未知なる冒険への出発です。
日中は家の外で、家族たちの知らない世界に遊んで、夕暮れになると我が家に戻る。家の外で友だちと遊ぶようになったり、部屋で絵を描いたり本を読んだり音楽を楽しんだり、自分の時間の使い方を自分一人で決めようという自立の心の芽生えは、遊びや憧れや夢見と関係しそうですね。
このなかに学習だって入ります。
好きな教科に関連することは自分で気になるテーマを開発します。聞きかじりだったり、夢想だったり、周囲から見ると勉強しているようには見えないかもしれないでしょうね。
いま、二コラボでは、火星を自分らしく発揮するにはどのようなヒントがあるか?ということを掘り下げています。
火のエレメント牡羊座のルーラー、自己存在のしるしです。活動サインなので、着火や発熱や閃光のインパクトです。長いこと燃え続けるだけの安定性はまだありません。
アセンダントと1室の自意識というのは、そんな感じで、点灯しては消え、またふとした時に光りを繰り返すのかもしれません。
つねに強く感じ続けられないから、次々と思いつきのままに打ち出す衝動のように内側でうごめくのでしょう。旅立っても、そんなに遠くまで行かないうちに方向転換もありそうですね。
横切る車もなんのその…その向うにある空まで突き進むには
もし5室で旅立ちを決めたら、もっと遠くまで進んで行く燃料を積めるでしょう。1室の小さな火種が自分だけのワクワク!と結びつき、周囲の差し出すアレヤコレヤにたいして簡単にくじけなくなります。
ここでは成功するか実現するかという思惑が振りかかって火種がかき消されないように、自分で自分を褒めたたえます。自分自身をまだ褒めあげられなくても、自分がワクワクするテーマを熱心に賞賛するといいんです。
ディセンダントを越えて南半球に出たときに、ワクワクはたくさんの難関と遭遇します。
二コラボの打合せで描かれるイメージでは、7室と8室の中折れの時期を乗り越えて、9室で射手座らしい飛翔をするのはとても難しいね、他人任せでは火星は恐くて飛べないねと。
自分と世界の明るい未来を信じて飛びだす勢い、十分なスピードを作るには5室で夢想を肯定する勇気が必要になる。
5室では自己肯定感を作りだすわけです。認められるとか、基準に達するとか、誰かよりイケてる、とかを切り離しても、自分が直立してる感じを描くのが自己肯定か。
海外旅行や異文化体験、学びをより一層高める活動を示す9室が旅立ちの時となるためには、5室で旅を肯定するようなワクワクの予感があったほうが絶対いいですね。
親や友だちに、いいね!いいね!と後押しされ見守られ支えられる追い風はもちろん力になりますが、5室でもっと大きな燃料を積むには、逆風に当たっておくのも悪くない感じもしますね。