火星が魚座にイングレスした2016年12月19日より約1週間ハワイ島、マウイ島へエネルギーワークのリトリート兼バケーションへ行きました。
昨年は継続的にnicoラボに参加させて頂き、この時期の重要性(次の火星2年のサイクルへのインスピレーションを受取る時期)に気がついていましたが、魚座海王星的な太平洋の真ん中で、12ハウス的な無意識層のエネルギーワークをしてきました。
プリミティブな美しい自然の中で
火を感じ
地を感じ
風を感じ
水を感じたい。
そんな気持ちが自然にわき上がってきたのはnico先生の心理占星術講座がきっかけです。占星術のエレメントの知識が増えたことで人間関係の味わい深さを以前にも増して感じるようになり生活の質が向上しました。
各エレメントの象徴や組み合わせのイメージや解釈はこれまでの自分の体験や教科書的な狭い枠を超えない(火は水で消えてしまう、など単純な解釈)、それでは占星術の楽しみや人生の悦びが制限されてしまう、とどこかで危機感を覚えていました。そんな制限や常識を覆したい気持ちがありました。
ハワイ島は世界で最も新しい島と言われている、生まれたての赤ちゃんのような島だそうです。まさに牡羊座火星のようです。
キラウエア火山が今もなお活発に動いていて地球の核からの爆発的なうねりや、勢い、有り余るエネルギー、剥き出しの粗っぽさ、などなどを肌で感じました。ここは特に火と地のエレメントが強く感じられる場所でした。車窓から溶岩が冷えたような黒土や、黒い砂浜が多く見られました。高い建物など皆無ですので4000m級の山マウナケアやマウナロアなどあっちにもこっちにも360度雄大な山々が見えました。山の中腹の高原には牛や馬が放牧されており牧歌的な雰囲気も随所に垣間見られました。
キラウエア火山のマグマは生では見ることはできませんでしたが、ダイナミックに海に流れ込む様子を博物館の写真で観る時、ちょっとやそっとの水では決して消されることの無い火のパワフルさや豪快さからインスピレーション受け取り、力が湧いてきたり、灼熱の太陽のもと、ゴツゴツした溶岩(地)剥き出し一面の荒い広野にひとりたたずむと、ちっぽけな自分の内側から、ちっぽけなままでも、揺るぎない感覚が生まれたり、都会に居たのでは決して味わうことはできないとんでもなくエネルギーが活性化される感覚がありました。
火星魚座期に話を戻すと、再誕生が1つのキーワードかと思われますが、ハワイ島を訪れると人生が変わることが多いと言われています。今回、ハワイ島は2回目でしたが1回目に行った時も確かに本質への回帰を促される手痛い転機がありました。
帰国してから入ってきた情報ですがハワイ島はキラウエア火山の神ペレ(火)とマウナケアの女神ポリアフ(雪→水)が統治しているそうです。ペレは生まれ変わりの神としても知られているそうです。
nico先生の心理占星術でも習いましたし、自分の変容プロセスの経験からも水→火は相~当~なエネルギーワークを経ての変容があってこその飛躍があると感じていますが、それは再誕生を意味するのかもしれません。
ハワイ島にはこのエネルギーが働いているようでした。