星宙百景 おさらい編 ~2023 射手座・わたしたちの暮らしと天体の運行から「今」を考える

心理占星術家nicoによる「時期読み百景」。毎月、太陽がサイン移動した瞬間のホロスコープ(イングレスチャート)を分析し、わたしたちの暮らしと天体の運行から「今」を読み解きます。

おさらい編では、先の未来を読み解いた星宙百景の記事について1ヶ月後にセルフレビュー。チャート読みの内容と実際に起こった出来事を振り返るショート・レポートです。


前回、2023年の蠍座期からおさらい編として、一ヶ月の時期読みの振り返りを行っている。太陽のイングレスチャートから読めたこと、実際に何が起こったのかを書き記すというレポートだが、これがなかなか勉強になった。そこで、今月もチャートの読み直しをご紹介したいと思う。

岸田政権は後がないのは間違いない。このイングレスチャートの天体配置を見ると、なかなか不穏な印象を受ける。一番高いところにある天王星、または7ハウスカスプ上にある土星を見たとき、一瞬、「解散か?」「内閣不信任案か?」という考えが頭をよぎった。土星と天王星のセットは、構造改革という意味にもとれるからだ。

時期読み百景 2023射手座

射手座期の星宙百景でこのようなことを書いたところ、安倍派の政治資金パーティー裏金疑惑問題その他によって、まさに岸田政権は立憲民主党から内閣不信任案が提出された。こんなにはっきりチャートに出るなんて。

前述に続いて、

 射手座期のイングレスチャートは、MCが牡牛座なので、その支配星を見ると天秤座の金星。エッセンシャルディグニティがもっとも高い+5となっている。今のところ支持率が上がる要素が見当たらないので悩ましいところだが、低め安定ということなのだろう。
 4ハウスの強調を考えると、まずは党内での支持率を回復し、交代劇で歯抜けになった内閣を安定させ、足場をしっかり固め牽引力を高めていく必要があるのだと思われる。

時期読み百景 2023射手座

低め安定は、実際、その通りだ。支持率が2割を割ったが、自民党サイドからも、そして野党からも気合の入った岸田おろしの声は上がらない。今、岸田さんの対抗馬が出ないのだとしたら、まあ、エッセンシャルディグニティがプラス点だということも合点がいく。

または、天秤座ということは、7番目のサインということで7は素数、つまりここから急展開、新しいステージへと向かうと考えることもできたのかもしれない。

私のもう一つの注目点は7ハウス上の土星、つまり外交面での課題が浮上するのではないかという点だった。この象徴は、以下のように書いた。

 

7ハウス上の土星は外交上の課題、8ハウスは負の遺産と読むこともできる。ここから、慰安婦判決に対する韓国政府への抗議や日韓外交に対する障害の表れとして解釈することもできるだろう。
こういったことを踏まえると、この時期は関係性の調整は必須な時期になるのかもしれない。北朝鮮や中国の脅威を前に、日米韓関係は維持しておきたいところだ。

時期読み百景 2023射手座

21日、元徴用工訴訟、日本企業の賠償命令が確定した。日韓関係に水を差すようなことにはならないということだが、どうなのだろう。

まあ、それよりもダイハツの車両認証試験の不正問題だろうか。30年以上にも亘り問題隠しを行っていたということだが、まさに筋金入り、安倍派の裏金疑惑にも通じる気分の悪いニュースだ。

12/19の勉強会・冬至図読みの回でも話をしたが、ここに来て問題があぶりだされたということは、これは魚座の土星的象徴、つまり水底に沈んだゴミをさらうというか、奥の方にある問題を何とかしないといかん! という時期だと考えることもできるし、山羊座の冥王星が悪あがきできなくなったと読むこともできる。そして、この姿こそが日本の現状であり、これが日本の政治体質であり、企業体質であり、国民体質であると考える必要がある。そこから我が身を振り返り、在り方を立て直していくしかない。

嫌なニュースばかりが耳に聞こえてくるが、何かいい材料はなかっただろうか。
消費税と法人税が伸び、前年より税収が約1,700億円増える見通しだという。ここから減税をし、物価上昇を上回る所得増加が実現できると言っているが、来年の経済見通しではGDP成長率の伸びが鈍化し、先行きはあまりいい兆しがない。チャートでも経済を表す2-5-8-11ハウスを支配する天体たちは、エッセンシャルディグニティの状態も悪く、逆行もしている。言うは易く行うは難しということだ。