2024 蠍座期のタロット予報 ~心理タロットで見る「今のわたし」

一ヶ月の動向が現わされる太陽のイングレスチャートと心理タロットは、シンクロしているのではないか。そんな閃きから生まれた新たな連載「今月のタロット予報」。

タロットマスターチームのメンバーが、この一ヶ月の時代のムードと、いま多くの人が持ちやすい心象風景を読み解きます。

今月もふたつの予報が届きました!

ふたつのスプレッドを見たときに、どちらのカード展開が気になるでしょうか。
直感で選んでみてください
あまり深く考えず、ピン!ときた方の画像を選んでみてくださいね。

message1

誰しも、目標とか、自分の思い描く理想ってあるよね。でも、それを口にするのが困難だったり…→続きを読む

message2

こんにちは。今期は『学びの秋』ということもあり、『教訓』として3つほどお伝えします。…→続きを読む

message 1 を
選んだあなたへ

誰しも、目標とか、自分の思い描く理想ってあるよね。

でも、それを口にするのが困難だったり、口にしたとたんに、自分の理想ってそうだっけ? ってわからなくなったり、人にどう思われるか怖くて、なかなかストレートに表現するのは難しいね。

がんばって表現してみたものの、その道のりの長さ、険しさに弱気になって、実現は無理かなって、言わなきゃよかったって….。

でも、目標には到達できてないかもしれないけど、何も身についてないことはないの。

そう、もう一度勇気を出して、目標に向けて踏み出すと
以前、つまづいていたことが、できたりすることってあるのよね。

例えば、ピアノでショパンのノクターンを聞いて、弾いてみたいと思っても、一足飛びには引けないよね。

まずは、ソナチネとか練習曲をいっぱい弾いて、ようやく、たどたどしいながらも弾けたりして。

そう、今はもう少し高い理想に向けて、実力をつけていく時期なのよ。

もう、自分なりの目標や理想は見えているはず。

そのために、何をすべきか、どんな実力をつけるべきなのか、しっかり考えて、自分に足りないものはなにか

「基礎なくして応用なし」

今は、自分の基礎になるものを、しっかりやって底力をつけていきましょう!

keiko

message 2 を
選んだあなたへ

みなさん、こんにちは。

今期は『学びの秋』ということもあり、『教訓』として3つほどお伝えします。

①新風を招き入れよ
②独り善がりを疑え
③自身を腫れ物にするなかれ

トランジットでは木星が逆行中で、皆が自分の正義を刺激されるとき。
タロットの5枚をみると、全体的に柔軟サインの香りがする。

にも関わらず、エレメントではソードがないというなんだかちぐはぐさがみられる。それでも、カップの思いや隠者の志といったテーマの重要性は自覚できている。

しかし、ペンタクルがすべて逆位置で素数、不動サインがみあたらない。

ここは価値観に固執しすぎていないか?
自分の中にこもっていないか?

など見直してゆくときとして利用したい。

自分の「隠者=正義」をキュキュッと磨きあげてゆくのは大事だが、それがいつしか独善的に尖り始めていたら大問題。

正義の暴走にいきなりブレーキをかければ、はずみも大きい。こまめに修正できる柔軟性と客観性を思い出しておきたい。

hikari

木星について知ってみよう

今月、ふたつのメッセージに散りばめられていた「理想」や「正義」というキーワードは、木星に関連する象徴です。

その木星は、現在(2025年6月9日まで)双子座を運行していることから、自分の理想や信念を見つめ直す良い機会となります。

最初は、他人の影響を受けやすく、自分の理想が小さく見えてしまうかもしれません。しかし、この揺らぎは悪いことではなく、自分の根本的な理想を見つめ直すきっかけとなります。

木星の12年周期は、ひとつの物事を想像し育てていく、正にプロフェッショナルとしての成長にも欠かせない考え方です。現在、3番目の双子座に滞在している木星は、12番目の魚座に到達するまで、これから約10年を要します。

これから何を大きく育てていきたいか。または、既に何かを続けているなら、12年前の自分の理想を振り返り、次なる方向性を見定めるのによいときです。芥子粒ほどの小さな理想から始め、それを大切に育てていくこと。それが木星が双子座を通過しているこの1年の課題となります。