星に願いを
穏やかな日々が続くと思っていたら、突然地を揺らす地球の衝動。
今も揺れ続ける地の方々を思うと、心穏やかにはいられません。
遠く離れた地の私たちも、あの時の事がフラッシュバックして、胸が締め付けられる。揺さぶられ、拠り所のない不安な時を過ごしている被災地の人々。
何も出来ず、ただ心を寄せる事しか出来ない私たち。
こんな時、宇宙や地球から見れば、私たちは、なんとも無力で、ちっぽけだという事を、思い知らされる。
どんな場所にも、どんな時でも、太陽は私たちを照らし、星は表情を変えることなく見守り続ける。
今夜も空には星が。
どうか、被災地へ私たちの思いを届けてください。
心は、いつも共にあるという事を。
やっと、暖かく心地よい季節になってきましたね。春と言えば、入園、入学、新学期と、この季節は子どもの成長をしみじみと感じる時期でもあります。
この春、我が家の4才の息子は、保育園の年中さんになりました。
この年頃の男子は、歩くときに
前を見ていない
まっすぐ歩かない
そして、すぐ走り出す
手を掴んでいないとキケンキケン!!
目を離した隙に、どこかでひろった『種』を鼻の穴に入れて、取れなくなってしまったり、口をひらけば「うん」ばかりで、お返事なんて「はい」ではなく、「ハナクソ!」だ。
まったく…
さて、日々成長していく子どもに合わせて、親子の距離を変えていきましょうという、「子育て4訓」というのが、育児系のブログやサイトなどで、よく紹介されています。
とても大切な事がシンプルに表現されているので、心にすっと入ります。これは、山口県の教育者の方が、長年の経験からまとめられたそうですが、アメリカインディアンの教えとしても伝えられています。
乳児は肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな
これを、占星術の成長に合わせた、惑星の年齢域にこれになぞらえてみます。
0~6、7才の、月の年齢域は、『肌を離すな』、『手を離すな』
お母さんに抱かれ、ぴったり肌を合わせ、生きるために必要なことを身に付けていく時期。少し成長すると、自分で歩けるようになり、気持ちを伝えるぐらいのお話もできるようになってきます。
何でも触ったり、口に入れたり、大きな声をだしてみたり、心地よいものと悪いものを、体と心で確かめていきます。
ちょろちょろと歩き回り、手を離したらキケンなお年頃。息子たち4歳児を観察していると、この頃から、そろそろ月から水星期へ移行し始めている感じが見て取れます。
8~14,15才の水星期は、『目を離すな』
小学生になり、ずっと手を繋いでいるわけにはいきませんが、まだ目を離してはいけない、色々とでデリケートなお年頃。
月の時期の基盤を元に、お友達や家族以外の人々と関わりながら、個々人の差異を学び、自分なりのコミュニケーションなど、様々な対外的な技術を身に着けていきます。
16才~24,25才の金星期は、『心を離すな』
今まで培ってきた基盤を元に、いよいよ自らの脚で大人の階段を登っていきます。親から離れ、次の太陽期へ向かう旅立ちの時。
占星術を学び始めて、人のホロスコープを見させて頂くたびに、目の前にいる人々のアイデンティティは、こうした幼少期の積み重ねでできたもので、ひとりの人の中には、人生の奥行きや深さ、ストーリーがあるのだと改めて実感します。
自分の現在を作り上げた基盤も、その幼少期にあるのだと思うと、これまで、どれだけ無意識に過ごしてしまい、そして無意識に子どもを育てているのかと顧み、私は子どもに、どのような影響を与えているのだろうか?と、考えずにはいられません。
子ども時代は短い、すぐに大人になってしまう。
手を、離さなければならないその時まで、あまり時間がないことに焦り、反省ばかりの日々です。子ども達の大切な時を、共に歩む者として、手も目も離したときに、我が子が自らの脚でしっかりと歩いていけるように、母は何ができるのでしょう?
わたしと子どもと、そして星と、共に考えていきたいと思うのです。
心理占星術の発達年齢域の考え方については、nicoがこちらで詳しくご説明!
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