12星座占い 9/22~10/22– nicoの赤ペン添削付き
心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人の占星術家が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!
目次
牡羊座 牡牛座 双子座 蟹 座 獅子座 乙女座 天秤座 蠍 座 射手座 山羊座 水瓶座 魚 座
牡羊座
滾る情熱は、自分だけの物差しのもとでは絶対の正義だろう。けれど、相手を納得させるには、情熱だけでは不十分だ。一人では成し遂げることのできないことを実現するなら、独りよがりではいられない。人々が内に秘めた正義や物差しに光を当てよう。そのために、声を上げよう。正解を知らなくてもいい。あなたがぶつける情熱は暴論かもしれない。だからこそ、あなたの意志に揺さぶられた人の「でも……」の声が引き出されるのだ。語り出されるそれぞれの情熱や思想を目の当たりにしよう。向かい合おう。自分の声を否定されることは面白くない。燃え盛っていた情熱に水を浴びせられたと感じるかもしれない。時には相手に敵意を持ってもいい。むしゃくしゃしながらも、気に食わない相手の言葉と自分の言葉を、同じ土俵に上げてみよう。通り過ぎる背景に過ぎなかった一人一人の輪郭が際立つのが感じられた時、あなたもまた、だれかの人生のなかにも輝く存在となるのだ。
うか子(太陽:蠍座 月:双子座)
牡牛座
いびつな大石が、つるんとした小石の上に乗り、あらぬ方向につき出しながら奇妙なカーブで積み上がる石塔。石の重心を探し出し、それが下の石の接触面の上に来るよう位置を微調整することで成立する石積みアート。比較的のんびり過ごせる10/2満月までは、自由なデザインの塔を思い描いてみて。規格化パーツを真上に積むほうが簡単?でも、ある程度の高さ以上は、次が最後の一個かも…正確に! という緊張が冷たい重石のようになるもの。
10/7頃、予期せぬ変更やオファーの可能性。どれ一つ同じ形がない自然の石でも、理論上は、重心と平衡を利用してバランス可能。全作業が崩れるような不安を抜け出て、創造的なロックバランシングをはじめる時期。多少の失敗にめげずに試作品を。まずは大きさ順に積みながら石の色や形、質感の調和を感じるトレーニング。不揃いの石同士が吸い付くような一体感をキャッチしたら自分の内側の重心も徐々に整うでしょう。
みねんこ(太陽:天秤座 月:蠍座)「ものごとのなかば」
双子座
人生が楽しいか、楽しくないかは心持ち次第。そんな名言、格言はたくさんあるけど、心持ちだけじゃやっぱり楽しくないもの。威圧的で苦手な人がいたり、身体が思うようにならなかったら、牢屋にでも閉じ込められたような気分になるし。友達に会えないとか、自由に話せないとか、今まで当たり前だったことが出来ないのもつまらない。でも、だからこそ、どんな時だって楽しめる心持ちってけっこう大事。今まで色んなことがあって委縮しちゃったけど、本当の自分は好奇心でいっぱいだったことを思い出してみてくださいね。ずっとやれなかったことをやり、もう一度、気軽に周りの人に楽しさを振りまいていけば、フリーズしていた時間も動き出します。人と会うことの良さを思い出したり、これからやってみたいことが湧いてきたり、今はやるべき日々の改善課題も見えてくる時です。そうやって毎日を楽しみながら変えていって、前よりもバージョンアップした日常を取り戻していきましょう!
鈴木ワカナ(太陽:天秤座 月:水瓶座)note: 占星家・星を読む子育てコーチ
蟹座
「何気なく続く日常」からどれだけ安心感がもたらされていたのかを、実感したこの半年。いつになったら落ち着けるのかと、不安な日々を過ごしてきた事と思う。それでも、前向きに取り組み模索していることに、まずはエールを送りたい。そして、正直さを最優先して、自分らしい活動や場所を創ってほしい。でも、停滞していた社会が動き出す。まわりのムードに敏感なあなたは、自分の事だけに集中するのは難しくなる。9/23、社会の動きに刺激され、変化に向き合わなくてはならない。また、うまくいかない時は、つい同情して引き受けすぎているのかも。時間も体もお金も有限。自分の適量を自覚して。10/12、交流が盛んになれば、アレもコレも良さそうに見えてくる。揺らぐ信念。心がざわつくなら、自分の本気度や熱量を確認して。まだ先は見えない。だからこそ、自分が納得できる知識や技術を身につけておく。その取り組みが心のお守りになって、新しい場所に行っても活動が始まっても、不安なく踏み出すことができるから。惑わされず、焦らずに、自分のペースを守る。それは未来の自分を安心させるための、今のあなたができる最高のプレゼント☆
ともりん(太陽:魚座 月:魚座)「星座とカードと植物とホントのきもち★Spirit wings★札幌」
獅子座
あなたの魅力が明るく照らされる時期です。足を取られて進めずにいたしがらみも少しずつ緩んでいきます。ありたい姿や理想に向かって、持てる力を振り絞っても、なお、たまり続けるTODOリスト。「もうそれ限界、これ以上無理!」そう区切りをつけて、次のステージへ向かいます。ただし、くれぐれも、ありたい姿や理想を諦めたり、捨て去ったりなさらないようにお願いします。まずは、ご自身の疲れを癒すことが最優先。硬く縮んだ心と身体を緩めていきましょう。好みの香り、音、色彩、肌触り・・・。そうして、コンディションを整えてから、TODOリストを見直してみます。あなたのこれからに本当に必要なものだけを残し、取り組む時期、やり方も再考すれば、きちんと収まりがつくはずです。そして、今のあなたを知ってもらうこと。「何が好きで、何がやりたいのか。」ありのままのあなたを素直に伝えていけば、目の前に彩り豊かな景色が広がっていきます。
ふみ(太陽:獅子座 月:山羊座)
乙女座
「平穏な毎日が続きますように…」中秋の名月に、そんな願いを呟きたくなる秋の夜長。ただ、感傷的な気分に浸ってばかりでは、なかなか変化は起きないもの。ささやかに見えても、願いを叶えるには、自ら動くことが大切です。いざ外に出ると、面倒を押しつけてくる人に、ため息が漏れることも。でも、特に10月中旬までは、腹をくくって、たくさんの刺激に身を晒してみて。やらされ感で疲弊したときは、本来の目的に立ち返る。せわしないけど、実は好きでやっていたと気づけたら上等。やっぱり自分の性に合わないと痛感したならば、これは違うとはね返す。押されては押し返す、最終的には絶妙な「あ・うんの呼吸」を習得する。そんな訓練期間と捉えてみて。そして、10月中旬以降は一休み。やり切った充実感に満ちた自分に気付くはず。ここで手にした感覚は、今年の残り期間をかけて、周りの環境を、少しでも、まるい世界にしていくための礎にもなりそうです。
えりか(太陽:牡羊座 月:水瓶座)
天秤座
ある国に「早く行きたければひとりで進め、遠くまで行きたければみんなで進め。」という言葉がある。この時期の天秤座には、ぜひ“遠くまで行く”という選択をして、信頼できる旅の仲間を見つけてほしい。自分のやり方を頑なに貫き、誰にも邪魔されることなく先を急げば、確かに目指す場所には早くたどり着けるだろう。ある程度の達成感や満足感を味わうこともできるはずだ。だが、そこには道中の思い出を語り、喜びを分かち合える仲間の姿はない。未知の領域に足を踏み入れるとき、これでいいのかと不安にかられたり、恐怖を覚えたりすることもあるだろう。しかし、何もかもをひとりで抱え込む必要はない。物事に対する一方的な決めつけや、肩ひじ張った意固地な態度をそぎ落とすだけで、手を携え歩みを共にすることができる頼もしい仲間を得られる可能性が大いにあるからだ。この絶好の機会に“自分以外を頼ってみる”ということに挑戦してみてはどうだろう。
苑宮 泉(太陽:天秤座 月:天秤座)
蠍座
あなたは人と濃く深く関わることが得意なため、カジュアルでキャッチーに交流することは得意ではないだろう。でも、もしも、今のあなたの影響圏外にあなたを強く必要とする人がいるとしたら、今までのやり方でその人を見つけることはできるだろうか?会いたくても会えない状況の中で、あなたの望む関係を築くことはできるだろうか。時代が変わろうが変わらまいが、あなたが変わろうとする原動力は、いつも人。まだ見ぬ未来の大切な人に出会うには、あなたが苦手な、例えば、表に出たりスポットに当たるということも必要になるだろう。今まで通りが通用しなくなりはじめている今、新しいやり方であなたの存在を表現しコミュニケーションする情熱は、これまでの既成概念を超え未来を共にする大切な人に出会える大きな力になる。新しい一面を見せながらのコミュニケーションは、上手くいくことばかりではないかもしれないが、明るい未来への種まきとなるだろう。
☆Resage(太陽:牡牛座 月:牡牛座)「人生の波乗り上手になるための運気予報」
射手座
今年はちょっと早めですが夏が終わったようです。「この夏に得られたものは?」「この夏どれだけ成長できましたか?」なんていうのは、常に前を、上を、光を見て、後ろを振り返らない方が多い射手座さんにはない質問かもしれませんが、今年の天秤座期は、そんな質問をされた時にどう答えるのか、という視点がいつも以上に必要に感じられる時期になりそうです。とはいっても誰もが自分の行動を客観的に見ることができるわけでは無いですし、全てが形になっているとは限らないので「そんなことを言われても・・」なんて感じてしまう方も多いのでは。でも、前を見ている人が前に進めていない訳は無いのです。これだ!と感じられた場所を目指し続けることもあなたの成果だと思いますが、一度現状を誰かに伝えてみてはいかがでしょうか。あなたの移動距離を気づかせてくれるかもしれませんし、面白がってもらえて、それで満足できるかもしれませんよ。
はるさめ(太陽:魚座 月:蠍座)
山羊座
「自分にとって大切なことのために闘いましょう。」ルース・ベイダー・ギンズバーグ
暑すぎた夏もどこか影を潜め、2020年も残すところあとわずか。山羊座の皆さまにおかれては、他のどの星座よりも慌ただしさや不安定さを感じる日々を過ごされていたかもしれない。ここまでお疲れ様でした、お見事でしたよ。そんな日々も、ひとつの佳境を迎えつつあることをお伝えします。では、これからどうしようか。数年にわたる旅の集大成として、此処ら(ここら)で遠く遠くへと想いを馳せてみてはいかがだろう。今あなたに求められるのは「視座を高め・夢を描き・理想を抱く」ことなのです。言葉におこしてみてもいい。「自分が大切にしたいこと」を大切にしたらいい。現実なんて知ったこっちゃない。何故なら、あなたは十二分にリアルをみつめ味わい尽くしてきたのだから。さて、上述のルース氏の言葉には以下に続いてゆく。「ただし、ほかの人たちも参加したくなるようなやり方でね。」
ひかり(太陽:魚座、月:双子座)
水瓶座
分け隔てなく誰かの役に立とうとすればするほど、自分は何者か、何を目指しているのか答えが見つからなくなってしまうもの。便利なものとして扱われるのは本意ではないだろう。だがこの夏は、炎が立ち昇るキャンプファイアーを囲むように、同じ熱い思いを抱く人たちとともにやりたいことに情熱を燃やしてきたかもしれない。その経験は進む方向に光をあて、自分という存在を新たに形づくるものだっただろう。秋分からの一か月は、自分が楽しいと思うもの、考えやこだわりを外に向かって発信するほど、さらにあなたに愛を求める人との出会いが近づいてくる。何かを色濃く表現することで、さまざまな反応が返ってくるのは常。一喜一憂することなく、学びの機会だととらえ自分を育てることを意識してみよう。10月からはもっと貪欲に人と語り、学ぶことをしてみてほしい。そこで力になったものは多くの人の刺激となり、気づきとなるだろう。そしてあなた自身の道となり誰かがその道をたどって進むことができるのだから。
まさこ(太陽:獅子座 月:蟹座)
魚 座
“愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである”サン=テグジュペリのこの言葉には、愛には未来がともなうものだと考えさせられます。お互いの心が自立しているからこそ二人で同じ未来を見つめることができるのだと。「自分」を持ってしまえば他者との摩擦は免れない。人の心は予測不可能だ。そんな不安に揺さぶられるからこそ流れに身を任せるふりをして、流されてしまいたくなる。誰かが笑顔になるならそれでいいと自分に言い聞かせたくらいにして。だけど、自分のために笑うことを忘れないで欲しいのです。これまで歩いてきた道のりの中で美しい花を見つけて、思わずほころんでしまうような瞬間があったはず。その瞬間を思い出して、今度は自分の手で好きな花の種をまいて欲しいのです。あなたの植えた花が、誰かを笑顔にする。あなたの笑顔が、大切な人の幸せに繋がっている。それを実感できたらあなたは無敵。水の中を自由に泳ぎ回る魚のように、しなやかな気持ちで人に寄り添うことができるのです。
rocco(太陽:牡羊座 月:双子座)
総評
コロナ禍の春分から半年が経ちました。私たちは、今、どのような立ち位置にいるのでしょうか。占星術は、その位置をお知らせするのに使える技術です。また、そこに今の“心理”を加えることで、自分がどこにいるのかをよりクリアに確認することをうながすことができるのです。今回の皆さんのテキストは、その“心理”の説得力が少し足りなかったかなと思いました。また、○○座のあなたは、○○の傾向がある的な読み方からも、少しずつ解放され、自分の言葉を見つけてくれるといいなと思いました。そこを意識して、1か月、また新たな学びを続けていただければと思います。