12星座占い 8/23~9/22 — nicoの赤ペン添削付き
心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人の占星術家が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!
目次
牡羊座 牡牛座 双子座 蟹 座 獅子座 乙女座 天秤座 蠍 座 射手座 山羊座 水瓶座 魚 座
牡羊座
大した自信はないけれど、とりあえずこれをやってみよう! と行動に出てみたものの、なかなか自分の思い通りにいかないもどかしさや、他人と比べてやっぱり自分はだめなんじゃないかと自信を無くして心も体の調子も落ちてしまう…今月の牡羊座はそんなストレスを感じそうです。しかしそこで「やっぱり私は無理なんだ…」と元に戻ってしまうのはこれまでのあるあるパターンの繰り返しとなり芸がない。それよりも今のあなた自身に問いかけてみてください。なぜ自分はうまくいかないと感じているのか、今の自分に足りないもの、いらないものは何か…?その問いかけに返ってくる答えからあなたがやるべきことが分かります。それが置かれた場所にふさわしいあなたの個性を育てます。周囲の人々や環境に翻弄されることなくあなたらしく在るためにも「私はどうしたいのか? 私はどうなりたいのか?」と自らに問いかけて”私”という一人称で語られる答えに意識を向けることが大切なのです。
mina(太陽:魚座 月:牡羊座)
牡牛座
あなたの持ち味を吟味して、しっかりと打ち出していきたい時期です。時間をかけて取り組んでいるご自身の構造改革。古くなった構造を解体し、今のあなたにふさわしいスタイルを身に着けているはずですが、再度、見直す必要がありそうです。色、形、重さ、匂いは、ご自身の感覚にフィットしていますか。もしも、ざらつきを感じるのなら、しっかりと解消していきましょう。ここは、これからの未来がはっきり見通せるような仕上がりになるまでこだわっていただきたいポイントです。小手先だけの修正で済ませずに、きっちり丁寧にやり抜いてください。せっかく、組み上げたものを壊したり、手放していくのは、勇気がいりますが、迷いは禁物です。そうした作業を経ていくことでしか、あなたの求める美しさは手に入りません。そして、それがあなた独自の強みになって、新しく出会う仲間との楽しく豊かなコラボレーションにもつながっていくのだろうと思います。
ふみ(太陽:獅子座 月:山羊座)「ふーみん.com」
双子座
この夏、コミュニケーション上手なあなたは夢や希望を語ったり、どんな社会や未来だったらいいかをネタに様々な情報交換をしてきたのではないだろうか。今月は集めた情報と向き合い、思考を発展させるのに最適な時間が始まる。特に8月いっぱいは、目上の人や違ったジャンルの人の視点にハッとさせられるようなことがあるかもしれない。厳しい意見だったとしても、あなたの人生の基盤を強固にするための最適なアドバイスだったり実践的なものだったりするため、納得できなくても一旦、その意見を咀嚼して理解することができれば、あなたの生活や人生に取り入れる方法が必ず見え始め、新たなチャレンジを仕掛けていくことができるだろう。9月に入ると、持ち前のテンポの良いフットワークで行動することができ心地良く過ごせそう。自分を打ち出しながら、人生を華やかにする有益な情報交換ができ、理想をさらに広げていける時間となるだろう。
☆Resage(太陽:牡牛座 月:牡牛座)「人生の波乗り上手になるための運気予報」
蟹座
何のために勉強するの? 子供の頃、誰しも一度はそんなことを考えたことがあるだろう。ひょっとすると私たちは運命の出会いに備えて色々なことを学んでおく必要があるのかもしれない。好きな人と話すためには言葉を、ラブレターを書くためには文字を覚える必要があるように「これだ!」と、ピンときたものを惜しみなく可愛がるために、体験という学びを重ねて自分を洗練させていくのだろう。この時期のあなたは愛するための学びが必要になってくる。というのも、あなたはそろそろ次のステップに進みたいという欲求が湧き上がってきているのではないだろうか。ならばそのための準備を始めよう。自分が愛せる世界を創り上げるために小さな挑戦を積み重ねてみよう。知らない分野の本を一冊読むこと、新しいレシピの料理を作ることだって挑戦だ。少しでも心が動かされるものに触れることが、あなたの愛を上質なものにしていく。いつでも恋に落ちて良い自分でいられること、それはどんな場所であれ、あなたを最高の気分にさせてくれるだろう。
rocco(太陽:牡羊座 月:双子座)
獅子座
昨年からおあずけになっていた東京オリンピックが無事、終了しました。アスリートたちの輝いた瞬間を楽しく見届けた方も多かったのでは。ただ終わってみると、新型コロナ感染者は増加の一途、全国的な大雨も続き、気持ち的になんだか乗らないという状況に陥っていませんか。しかし、しし座さんには、自分自身を輝かせる場所を目指していただきたいもの。世の中、世界とか日本一などの大きな舞台だけでしかスポットライトが当たらないわけではないのです。ギンギラギンにさりげなく、というわけではありませんが、日常の中で輝く場面はあるよう感じます。人に褒められたり、ペットがなついてきたり、誰も読めない難読漢字が読めたり。どんな場面かは人それぞれですが、あなたはどのような場面で輝く人なのでしょうか。おはようからおやすみまで、常に光を放つ必要はありません。ただ、太陽と火星がおとめ座にいるこの時期、輝いている時を自覚してほしいなと思います。
はるさめ(太陽:魚座 月:蠍座)
乙女座
目を閉じて自分は未来からやってきたドラえもんだと想像してみてください。さて、あなたの周りにいるかもしれない「のび太くん」の未来のために今四次元ポケットから取り出したいのはどんな道具でしょう? 今期は自分がこれだと思うアイデアや企画をドラえもんがポケットから道具を出すかのごとく誇らしく声高らかに発表するということにチャレンジしてみたい時期です。「現実的でないと言われるかも、まだ時期尚早なのでは、変だと思われたら嫌だな」などと臆せず自信満々にお披露目することでそれを必要とする人や実現できる環境と出会うことができるでしょう。自分自身の「これがあれば世の中がもっと楽しくなるのに、こうすれば問題が解決できるかも」という感覚やセンスをこれまでの経験で身につけた技術を使ってどんどん試していきましょう。細やかな調整や検証は後々じっくりとすることにして、まずは自分の感覚に従って動いてみること、新しいサイクルのスタートを切る一ヶ月にしてください。
TOMOKO(太陽:獅子座 月:魚座)
天秤座
あなたは今年、蝉の声を耳にしただろうか。夏の風物詩である彼らの生態は、まだまだ謎に包まれていることが多い。それでも一生の多くを地中で過し、成虫としてわずかな時を地表で生きることはよく知られている。「慣れ親しみ、居心地よかった地中」から何も知らない表舞台へと飛び立つ。暑いのか寒いのか明るいのか暗いのか誰が味方で誰が敵なのか… そんな「たくさんの不安」を蝉たちはどう抱えるのだろう。むしろ「準備万端、待ちに待った今!」という期待感でいっぱいだろうか。こうした蝉たちのように、一種の集大成へと最後の助走期間をむかえているのが今の天秤座である。いわば、新たな自分を作り上げるチャンスが巡って来ているのだ。チャンスに向かって理想の自分の姿を描く。何が必要で何が不要か。不要なモノを認め、削ぎ落とす勇気。必要と手にしたソレは、自分が心から良いと思い自分にマッチしたものか。誰かのイイネを目論んではいないか。こんな「葛藤と精査」の積み重ねに適した時期。不安よりも“新たな自分への期待”で胸を膨らませようではないか。
ひかり(太陽:魚座 月:双子座)
蠍座
視界が不明瞭で、向かう先がはっきりと見通せていないにも関わらず、「早く進め」と何かに急かされているような、なんとも複雑な感覚に陥りがちな蠍座の乙女座期。だが、心配は一切不要だ。なぜならこれは、次のフェーズに進むために必要な混沌であり、ときが来ればやがて過ぎ去っていくものだからだ。焦燥感に飲み込まれそうになる自分を落ち着かせ、今はただ混沌を抜けた先に意識を向けて、その未来を充実させるために“場”を整えることに注力してほしい。物質的な改善はもとより、周りの人たちとの関わり方も視野に入れると更にいい。ふと思いついたアイデアを、惜しみなく周囲に提供するだけでも空間はより良くなっていく。また、他者の発言にも耳を傾け、柔軟に意見を交換することも環境を整えることに繋がっていくはずだ。既成概念にとらわれず、それぞれの個性が発揮され、それぞれの色で綺麗に輝けるときを楽しめるよう、足元から着実に整えていこう。
苑宮 泉(太陽:天秤座 月:天秤座)
射手座
コロナやアフガニスタンのニュースを聞く度、信じていた未来やあって当然だった現実がとても脆いものだったのだと気づかされ、諦めや無力感に襲われた人も多いのではないでしょうか? 射手座の作家モンゴメリが書いた『赤毛のアン』の中で家の事情で大学の進学をあきらめたアンは『曲がり角に来たのよ。曲がったむこうに、何があるか分からないけど、きっとすばらしい世界があるって信じているわ。』と言う。思い描いた世界とは違う環境に放り込まれた私達は今こんな風に言えるだろうか? もし今はすばらしい世界を信じる事が出来なくても、この時期は貴方の未来の為に小さくても出来る事を実行してみて欲しいのです。その行動で見つかる想像と現実との差を埋めていく作業は貴方の力になり、より具体的な理想とやり方が見えてくるはず。それが見えてきた時、アンの様にどんな世界にも光を見つけ、信じる事が出来る力が貴方の中にもある事に気がつけるでしょう。
ヤエ(太陽:獅子座 月:魚座)
山羊座
自分が成し遂げたい未来を力強く語っていく時だ。言葉で語ることが難しいなら、まずはひたむきに行動すればいい。手を動かし物事を進めていく姿勢にあなたの情熱が宿る。すると「何をしているの?」と興味を持つ人もきっと現れる。その時は、不器用でもいい、自分が抱く理想を言葉にしてみよう。あなたが目指すのは、一人きりで完成させられるようなちっぽけな未来ではないのだから、一緒に理想を推し進めてくれる仲間が絶対に必要だ。注意してほしいのは、「強引に協力させる」というやり方では、9/15頃以降に頓挫するということ。人と対等な関係を結ぶことができなければ、自分の計画に人を巻き込むことなどできない。協力を強いられた人は早晩離れていき、無理矢理引き出されたフィードバックはただの偽物。余さず魅力を伝える努力を、信頼できる協力者を得るまで続けよう。果てない苦痛に思えても、取り組み続けよう。それが「最強の軍団」のつくり方。
うか子(太陽:蠍座 月:双子座)
水瓶座
周りを取り囲む関係や環境にはあなた自身が始めて、続けてきた事、止めた事、日々の選択と行動の積み重ねが現れています。行動方針や方向性の設定に疑問が生じ揺らぎやすい星回りですが、まずは毎日の作業や習慣に振り分けている時間や労力を点検してみましょう。9/7新月、遠ざけていた対象をじっくり観察。とくに過去の失敗ケースの分析によって状況改善のヒントが見つかります。自分のこだわりや型が浮かび上がったらそれを打ち消そうとしないで、あぁそういうことだったんだ、と認めるのがポイント。9/15からは不安定感の原因を関係の問題や敵・味方の分離、力の構造などに結びつけるのを一旦やめて、自分自身の立脚点を固める流れにシフト。他者との相対化によって見せかけの安定感を得ていると、自身の足元のゆるみを意識しにくくなります。ちょっと孤独な内面作業を通して、自分の手が届く範囲で改善を図るコツと外部環境との緊張緩和が期待できます。
みねんこ(太陽:天秤座 月:蠍座) 「ものごとのなかば」
魚 座
時空旅行から帰還して、自分の心音リズムを確認し、手を動かすことに意義を感じるときです。「なんのこっちゃ」と思われるかもしれませんが、あなたは感覚的に、過去・未来に想像を広げることでいろんなものを尊重できると知っています。その日々が続いたからこそ思い至る、切り替わりの時です。「今このとき、できることには限度がある。じたばたしても仕方がない。自分が覚悟したことで動きをつくっていこう」そんな内なる闘志があなたを支えてくれます。何かしらの状況で協力するとしたら「自分の実力内でどう工夫し、どう改善していこうか」を念頭に置いた言動が効果的です。意見交換により磨かれる機運ですので、気負わず小さなところから手を挙げて「こんなアイデアがあるんです」と提案してみてください。半歩ずつでも確かな変化を遂げ、集まる人も変わってきます。地道な、しかし可能性がつまった積み重ねを信じ、望む未来を辿っていきましょう。
みつやま(太陽:射手座 月:蟹座)「星読み探求」
nico の総評
このような不安定な状況の中、2021年乙女座期の原稿ありがとうございました!
今回は、乙女座ゆえ、また火星、水星のコンタクトゆえ、「アイデア」「環境調整」といったキーワードが目立ちました。そうしたテーマを、皆さんそれぞれの個性的な表現で伝えてくれました。実際、今こそ知恵を絞り、生き抜くための環境調整は必要そうです。天体は常に私たちと共にあり、様々なレベルで働いています。「働いている」これは、私たち占星術を利用する人間にとっては承知の事実なのです。だから、当たるか当たらないかではなく、当然当たるものとして読んだ場合、何をどう伝えるべきか、それをこの場で表現することになります。天体は私たちと共にあります。そこで、みなさんは占星術を通して、どのようなことを伝えたいのでしょうか。
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