赤ペン12サイン占い 2024 魚座

🖋 nicoの赤ペン添削付き

12サイン別
魚座予報
2/19~3/19

心理占星術家nicoが主宰するニコラボメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人が語る各星座の星宙予報を、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削!

牡羊座

「おひつじ」だからと短絡的ではありますが、ウールの話をします。みなさんご存じのようにウールの主な原料は羊の毛。それを様々な工程を経て、紡ぎ撚ることで糸ができ、加工され、多彩なウール製品が出来上がります。ウールの利点は、保温性や吸湿性、伸縮性、汚れにくいなどいろいろ。その反面、洗濯が難しい、虫に食われるなど衣類として使用する難しさもあります。昨今安価で軽く、洗濯も気軽にできる化学繊維の方が主流だなと感じます。しかし、ウールには他に代えられない魅力があり、時代の主流には無いかもしれないけど、必要とされるものであるのも確か。そろそろサイン占いの話をしますが、今期は誰かの役に立っているか再確認してほしい時期。みなさん努力を重ねながら築いた何かをお持ちだと思いますが、自信がないなと思うのであれば、何かがかみ合っていないのかもしれませんね。自身の魅力をより活かせる場所や方法などを探ってみてほしいなと思います。

はるさめ(太陽:魚座 月:蠍座)

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牡牛座

日々の中で、自然な反応や、ものの見方から、私達はどんどん離れつつあるのかもしれない。いろんな情報や、過去からのフィードバックを省みてしまう。それは客観性を得て来たという事だろうか。牡牛座にはのんびりとか、マイペースなどという形容詞がついて回るが、その本質は、無理をしない、素直に自分の感覚や自然のあるべき摂理に身を委ねられる力ではないのか。それは観察力とも、感知力とも呼べるものかもしれない。それ故に豊かさや恩恵と出会える。あなたが抱く感覚や感知している「心の不自然」や「生きる不自然」を外から見る人に分かりやすい素直さで具現化する、アピールする役割を、自分の当たり前だと意識出来たら、それが人々との接点となる。相手からの反応を受け取り、その応答の繰り返しが、その体験が、よりあなたを自由な生命力を発揮する流れに乗せていくだろう。未来からの招待状を待つのではなく、未来への招待状を描き始めて行く時です。

紅谷柘榴(太陽:山羊座 月:射手座) 

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双子座

今まで信じてやってきた「社会とはこういうもの」という価値観を、立ち止まって考えるような、出来事や出会いがあったのではないでしょうか。その結果、物事のとらえ方や人との接し方、やりたいと思っていたことまでが、気がつくと変わっていたということも。環境の変化に適応力のあるふたご座さん は、見えている社会が、今までとは違うことに戸惑いながらも、どこかでワクワクしていたに違いありません。いらないものは手放し、大事なものを再確認したことで、社会の中にいても、自分の居場所をより、自分らしい場にしていけそうです。今までの日々の暮らしの中では、ともすれば、役割とルーチンをこなすことで過ぎてしまいがちでした。小さなことでかまわないので、自分のやりたかったこと、目指したいものを盛り込んでみましょう。今のふたご座さん の、洗練された価値観を使って、自分にとって心地よい環境を作り、充実した日々にしていきましょう。

mayumi(太陽:天秤座 月:蠍座)

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蟹座

先日、蟹座の友人が自分の仕事の技術をブラッシュアップするために数日間家を空けて修行に出ていました。どちらかと言うと、星占いの記事で見かけるような「母性的」なイメージの蟹座のお母さん。まさか、あの彼女がね。と、意外に思った人もいたかもしれません 。でも、私は「蟹座っぽい!」と嬉しくなりました。‘‘心のお水‘‘の純度が大切。水が濁ってきたら、水を入れ替え、蟹の甲羅も一回り大きくなる。それでこそ、またイキイキと出来る訳です。いつも家庭と仕事に心を込めてやってきた彼女がエイヤッと飛び出した。今回の冒険は、今までより一番遠くにジャンプした! そして、ブラシュアップする事に夢中になって心のお水が満タンになって帰って来た。修行の成果を見せるよ! とピチピチな感じで仕事 に取り組む彼女に純度100%の蟹座を見ました。今月の蟹座さんのテーマにピッタリな話題を提供してくれた彼女の新しいステージがとても楽しみである。
双子商会(太陽:双子座、月:牡羊座)

双子商会(太陽:双子座 月:牡羊座)

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獅子座

もうすぐやってくる春にそなえ、ぱんぱんにふくれ上がったリュックサックを背負い一歩一歩歩いていこうと準備していたあなたがいる。なのにいざ出発したら、その荷物を降ろさなければ先へ進めないことに気づいてしまった。詰め込んできたのと同じ熱量と信念をもって、手放さなければならない。同じくらいに強く、背負うものがなくても自分は大丈夫なのだと、信じなければならない。荷物の中身は、自分本来のパワーを抑えていたことで得てきた、根拠のない安全や安心であり、底の方には不安や恐れが隠されている。向かい風が強くなる中、重たい荷物を降ろしたことで、今は踏ん張ることに精一杯かもしれない。だけどその風に打たれながら、本来の自分の強さを感じてみてほしい。そしてどうか思い切り解放してほしい。次の瞬間に、風は追い風に変わっているかもしれないのだ。軽やかになった自分の身体でこそ、その風にのっていくことができる。

アトリエ・ソレイユ(太陽:獅子座 月:射手座)

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乙女座

日常の仕事や生活のルーティーンについて 、なかなか自分のペースが守れなかった前期。これまでとは違うやり方を強いられたり、新しい知識や情報を取り入れざるを得なかったり、強制的な方向転換にも無理をして対応していたかもしれません。頑張ってもなかなか満足できないストレスが、そろそろたまってくる頃。今期はあなたにとって人間関係を司る部屋に天体が次々と移動してきます。なんでも一人で抱え込まず、周りの人達と一緒に取り組むことを心がけてみて。人と関わると、断りたいのに断れないモヤモヤに疲れてしまったり、責任の重さから不安になることもある時期ですが、24日には月が乙女座で満月を迎えます。曖昧な関係は収束し、未解決だったことも落ち着く方向へ。これまでの努力が報われる穏やかな時間に、ほっとするひと時を過ごせるはずです。今まで頑張ったことは全て、春分からの新しいスタートの糧。たまには自分を労って下さいね。

キャサリン(太陽:双子座 月:山羊座)

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天秤座

今期の天秤座さんのテーマとして、ふと目にした料理研究家・土井善晴さん(魚座)の話を伝えたいと思った。「簡単なことを丁寧にすること、丁寧にするというのは集中すること」例えば洗い物をする時、何か他のことがしたいと思いながら洗うと心ここにあらずになり、今という時間が嫌なものになってしまう。だが、集中すれば面白くなる。お皿の表を洗う、裏を洗う、水ですすぐ、と自分のしていることを頭の中で実況すればいいそうだ。洗い物に限らず「今ここ」を感じながら過ごせているだろうか?「ああしたらこうなる」という予定調和や設計主義に従わず、もっと大きな自分の感受性で物事を決めたらいい。自分で考えて判断する、今できることをすることが日常を磨くこととなり、自立にもつながるのだと話されていた。春分までの1ヶ月。できる限り心と感覚を身体の中に留める訓練 をすることで、これまでとは一味違う面白いスタートをきってみるのはどうだろう。

まや(太陽:蠍座 月:水瓶座)

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蠍座

やってみたいことが頭に浮かんだ時、それをできない理由も次々と思い浮かぶ。そして、一瞬の夢想として忘れ去る──本当に忘れられているのだろうか。もしかすると、ずっと胸の奥に燻り続けているのではないだろうか。「できない理由」は間違いなくあるのだろう。夢として思い描いた完全な姿では叶えることは、確かに難しいのかもしれない。けれど、自分にも挑戦できる夢のかたちを考えてみることはできるはずだ。どうせ諦めきれないのなら、燻りを種火として、一度、火をおこしてみよう。大切なのは、「自分の夢に自分で挑戦すること」。どんなに近しく感じている相手でも、人生を共有することはだれともできない。夢を肩代わりしてもらえるはずがない。自分が懸けることができるのは、自分の夢だけ、自分の人生だけ。ほんの一時が交わっているに過ぎないだれかと、互いに勇気を与え合えたいと望むのなら、なおさら、自分の描いた未来へと、本気で取り組もう。

うか子(太陽:蠍座 月:双子座) 

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射手座

サードプレイスとは自宅や職場以外の心地の良い第3の居場所(例えばサークルや習い事やボランティア活動など)のことを言います。射手座さんは冬の陽だまりのように感じていたそのサードプレイスに最近突然の嵐みたいな出来事が巻き起こり衝撃を受けていませんか。今後も変わらずずっとそこにあるだろうと思っていたものが実は存続の危機に瀕していると知り、仲間や先生とのつながりが絶たれてしまうのではと気落ちしているかもしれません。けれども今起っていることは冬から春へと季節が変わることを知らせてくれる春一番のようなものなのです。たとえ「いつもの場所」がなくなってこれまでと違う形になったとしても、夢や理想を仲間と共有し続けることがこれまで以上に成熟したコミュニティを築くための第一歩となります。あなたの思いや考えを率直に言葉にして伝えると同じ思いを抱く仲間が必ず共鳴してくれます。彼らと一緒にこれからの形態を模索していく時期となるでしょう。

TOMOKO(太陽:獅子座 月:魚座)

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山羊座

暦では春を告げながらまだ寒い日は続き、かといって春の陽気さも感じたり。捉えにくい季節ですが、この定まらない状態を柔軟に感じとり、活かしてほしいのです。不安定さは裏を返せば自由でもあるということ。合理的に効率よく、と物事をとらえがちですがフレキシブルな状態におくからこそ隙間に未知のときめきが入ってきやすいのです 。この一か月はとにかく積極的に外部との交流をすること。なにかと「わたし」を感じることをおざなりにしてしまいがちですが、自分が大切にしている感性、好奇心、衝動を確認してほしいのです。自分が何者なのかわからなければ所在も決めにくいもの。行動をした先には体験があり、体験の先に実感まで手にできればしめたもの。返ってくる反応は心地よいことばかりではないかもしれません。でもだからこそ自分が望んでいない事も認識できるのです。アウトプットをすることでやがては自分の像が見えてくるのではないでしょうか。

TELESA(太陽:天秤座 月:乙女座)

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水瓶座

今年の暖冬はスキー場など寒さで商売をしている人には大打撃となっているそうだ。「暖冬で良かった」と私は思っていても、スキー場の人達にとってはそうじゃない、そんな風に自分が意図せずトレードオフの関係に陥ることは世の中でよくある。その人のためを思って言ったアドバイスで、喜ばれることもあれば、うまく伝わらず去っていかれることもある。今は喜んでくれた人の笑顔を忘れ、去っていった人の背中ばかりが頭に思い浮かび、口をつむぎたくなっているかもしれない。でもその言葉の根底に「良かれ」気持ちがある限り、その言葉は伝えてゆくべき言葉ではないだろうか? 関西には語尾にこれをつければ万事解決するという魔法の言葉がある。その言葉は、知らんけど。言った言葉の責任を放棄する、テキトーで軽やかな心意気は、言葉にする勇気をなくしているならこの時期大いに買いたい。とはいえ、実生活で使ったら引かれるかもしれないので、ご注意を。知らんけど。

千花(太陽:牡羊座、月:山羊座)

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魚 座

魚座さん、またお会いしましたね。去年の春に土星が魚座にやってきてはや一年。土星は「内的世界の充実」を象徴しますが、今日はここらで自分なりの「卒業式」を開いてみませんかというご紹介 です。招待する人は特別いなくても宜しいのですが、あなたの中の譲れない「気持ち」や大事にしたい「世界観」なんてものは迷わず招待リストに入れておきましょう。
  できたことできなかったこと
  嬉しかったこと悲しかったこと
  普段は見て見ぬふりをしてしまっていること
あらゆることを自分事としてちゃんと実感しておくことが大切です。わすれちゃいけないことは「自分で区切りをつけ、等身大の自分を認め、次へと送り出す」ことにあるのです。式の最後、新しい世界へと羽ばたく自分へ卒業証書を贈る時、あなたは自分にどんな言葉をかけてあげられるでしょうか。説教臭くなりましたが、今年もこの言葉でお別れしましょう。
なにはともあれ、あなたも私もお誕生日おめでとう!

hikari(太陽:魚座 月:双子座)

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🖋 nico の総評

春が近いからでしょうか。季節を意識したテキストが多く見られました。これも魚座期の特徴の一つ、水エレメントは、次の火エレメントに向かうための心の動きをつくるものなのだなと改めて思いました。明るい内容のテキストが並んでいたのはいいのですが、着地がとってつけたような、やや雑な印象を受けました。最後に何を書くと全体が引き締まるのか、矛盾が出ないのか、来月はそこを考えながら書いてみてください。
次はいよいよ春分ですね。みなさんの春のテキストを楽しみにしています。