みねんこです。
夏至(太陽蟹座0度)から徐々に一日の太陽時間が短くなってきて、太陽はもうすぐ昼夜バランスが等しくなる秋分点(天秤座0度)に、これよりあとは夜時間が増していきます。
毎日同じ時間に出る人は朝の空気が冷え冷えとしてくるのを感じ、太陽がてっぺんに昇りきるかどうかの早い時刻に日中の最高気温となります。
そして午後はあっというまに夕方。
一年中、真夏の勢いや盛り上がりが続くものではありません。
経済やビジネスでは「景気の冷え込み」を嫌いますが、何事も加熱しっぱなしではもちません。
利益が出た、チャンスが増えた、領域が広がった。そういう手ごたえの先、未来に期待が持てる状態はウキウキします。
季節が秋に移行する単調に感じる日が続きます。夏の出来事は思い出となりゆく、、、
午後から夜までの間に一日計画の遅れを取り戻すのは難しくなるし、沢山のことを押し込んだ行動予定は進捗の見直しになるでしょう。
その気力が湧かない時期かもしれません。ちょっと予定に届かなかった。
でも、もう秋だもの。今日の分はまずまずの仕上がりだ。
自分に感謝の言葉をかけてみて。
果実は草木の一年の大きな成果のように見えます。
同時に冬を越えて発芽するの新しい活力を持ち越す姿であり、動物や鳥の身体に取り込まれ蓄えられるエネルギーでもあり。
自然が一つのサイクルを閉じ、次の新しいサイクルに備える活動が静かに始まる。
他の人たちには色艶形のよい果実がたわわに成っているように見えるかもしれません。
自分の果実は期待よりひとまわり小さなサイズに見えて。
芽吹かなかった種、水が回らなかった苗木、花咲かなかったツボミ、大雨大風に耐え切れなかった地上部分。
そういう危機を乗り越えた秋の実りが集まる収穫祭や市場は、他の季節にはない賑わい。
どんな小さな果実だって堂々と秋をつくるメンバーです。
秋の色や秋の声の訪れ、小さく発見してみよう。
9/18~順行の土星です。
空気がひんやり秋の朝で、秋風吹く天秤座シーズンへの移行を感じます。
熱を冷ましてクールに考える。
長らく止まっていた歯車が動き出すようにも見えます。
古時計のムーブメントをオーバーホールした後のカチカチカチ。
長い長い道だけどまた一歩目からやってみるかという一区切り、心機一転。
新しい物事が生まれたり、イキイキした反応が続く盛りの期間には、地味で変化が乏しい物事は見過ごされがち。
この半年の予想や計画に届かなかった取り組みを、もういちど手にとって眺めてみたらアイデアも生まれそう。
無から有を生み出すのではなく、いま出てきたもや有るもののを見て考えるのが風エレメント、活動宮、天秤座ルーラー金星のデザイン機能でしょう。
この風変わりな果実はどんな料理に向いているかな?って。