果てしない学びの沼、心理占星術との出会い
太陽に水瓶座をもつ私は、一般的な占いではデシタルに強いなんてよく言われますが、大違い。これまでデジタル文明の発達とはまったく無縁な生活。やっと感謝できたのは、こんな北海道のはしっこの遠い所からでも心理占星術を学べるからです。
パソコンを使えない私は、講座の最初の課題では、手書きのレポートを写メで送りつけると言う酷い勉強の始まりでした笑。でも、nico先生の講座の学びが凄いのは、苦手なパソコンにも頑張ってチャレンジしようと思わせてくれる所。新しい自分の一面を発見できるし、自分にとっては大変だけど、凄く好きな所です。
そんな私は一年前まで、占星術と言う名前さえ知りませんでした。でも、ただ、ただ昔から出会う人、出会う人がどんな要素から出来ているのかを知りたい欲は凄かったのです。自分の頭の中、心の中しか実際は知る事ができない。他の人の頭の中、心の中をどうして画像として見れないんだろう。その人の感覚にどうしたってなれないもどかしさ。他の人の頭の中の構造が知りたいし、どんな風な思考をするのかを徹底的に知りたい、それを知らなければ、自分だけが全ての基準になってしまうし、狭い世界に閉じ込められてしまう感覚や、どうしてその言葉を選ぶのか、どういう基準なのか、そこの理解を深めないと気持ちの悪さを覚える自分がいました。
人の傾向を知ってみたいという欲から、手近な血液型、干支、太陽星座などに興味はあったものの『占いが好き』とは、また違う感覚が自分にはありました。そこにまるッと収められてしまう感覚がどうもむず痒くてたまらなかったのです。そんな中、nico先生の動画が現れて、『あぁ、これはそんなかわいいもんじゃない、果てしない勉強なんだ』と凄く腑に落ちたのです。
果てしない学びの沼に足を踏み入れ、溺れそうになりながらも、魚座の火星と魚座の逆行の水星を持つ私は、やっと泳げるんだ、どこまでも泳いでいけるんだと、海の中にやっと入れた感覚を味わっております。
太陽、水瓶座
月、蟹座
水星、魚座
金星、水瓶座
火星、魚座
そんな5天体をもつ私がお伝えできる網走とは…?
むしろ、自分自身が網走をどんな風に思っているのか、文章にする事により改めて知りたいと思いました。
日常の手の届くところで繰り返される自然の営み
さて、網走の良さを知ってもらう写真はあるかな…と自分の携帯を覗くと、SNSもやらない、いわゆる世の言う映えの写真も撮らない私のカメラロールにあるのは、息子達が楽しそうに網走の自然で育つ姿でした。
遠くに出かけることにあまり興味のない私は、日常の手の届くところで繰り返される自然の営みが一番の恵みだと思うところがあります。それは自然の豊かさがそう思わせてくれているのかもしれません。
春は雪からの解放感、そこから芽を出していく花々の初々しさ、貴重な夏の暑さは北海道にとっては一瞬の出来事、長い冬を乗り越えたご褒美。装備が軽くて済む嬉しさ。秋には山々の衣替えしていくさまの美しさに胸打たれ。冬には白銀の世界で覆われ、雪を踏むとむぎゅむぎゅとなるあの感覚は大人になった今でも毎年の楽しみ。
でも、それもこれも、その豊かさは、やはり寒い寒い冬からくる様な気がするのです。
網走では、早ければ11月から雪が降り、遅ければ5月まで雪は降ります。占星術でいうと蠍座の不動から、牡牛座の不動までの間です。
考えただけでもすさまじいですよね。
よく言われる北海道ならではの良さは勿論ありますよ。食べ物がおいしい、家と家の間が広いし道も広い、そこら辺でよくキツネは見かけるし、なんなら車と鹿の衝突事故もある。そして、そうそう、狐の鳴き声。
誰がコンコンだなんて言い始めたのでしょう。夜、叫び声みたいな音が聞こえてきたらそれは狐の鳴き声。
牛だって、ちょいと走ればよく見かける。網走牛乳の美味しさだって格別ですよ。
広大過ぎる大地を贅沢に味わう。北海道では、いとも簡単にできると思います。
海によって生かされている、網が走る町、網走
その中でも網走はやっぱり海によって生かされている町。漁の町。泳ぐ海ではなく、生きる為の海。一度、一般人は入れない漁場での引き潮で、普段は見る事のできない海の底を見た時に、ぎょっとしたのを覚えています。普段は隠れている海の底にまで膨大な生命体の存在があることを。自分たちが主体となって生活している横で、人間界よりも計り知れない生命体の社会が隣にある。水の世界、魚座の世界、冷たさをひしひしと感じる海風にあたる町。
そして、採れた魚を周りに分け与える漁師の温かさに網走は大きく包まれてきたのではないかと思います。
地球の面積で一番広大な海。
その恵みを誰よりも感じているであろう漁師の方々。命懸けで海と向かい合う方々。
網が走る町、網走。
鮭や鱒や鱈、帆立やアサリ。
身が引き締まった美味しい美味しい魚介類が生きる町。
そこに感謝せずにはいられない。
そして、冷たい海の恩恵に感謝を。
そして、やっぱリ伝えておきたいのは流氷のこと。私にとっては当たり前すぎて小さいころはなんの凄さもわからなかったけど。
毎年毎年同じ季節ふらりとやってくる、白いかたまり達。その時期だけは全く違う海に生まれ変わる。日によっていっぱいいたり、全然いなくなったりと、今日は流氷さんどうかな?と、網走人は冬に気にすることが1つ増える。でも、子どもたちにとってはどうでもいいことでもある流氷。それは私の小さいころと変わらずで、我が子を見て歴史は繰り返されるのであると感じます。
オホーツク海はロシア連邦に広がる海。私たちが見ている流氷はロシア生まれの舶来氷と北海道の国産氷が交じり合ったもの。
日本海や太平洋と違いは塩分の薄い軽い水と重い水との二重構造だから、海の深くまでは対流せずにマイナス1.8度まで冷えるから凍る事が出来るようです。
そして流氷は地球の空気の流れを作り出す重要な循環器の働きをし、熱地の反対側の極地としての役目を担うそう。
白い流氷は太陽のエネルギーを反射して温まりにくいので、極地の寒さを増すものとして、とても重要な存在となっている様です。
他にも沢山の役割を担っているそうですが、百年前に比べると、半分近くまで減っているらしい。あと何年みられるのか…そうして、見られなくなくなった時には、世界はどうなっているのか…。
と、最後は重くなってきましたが…(笑)
長い長い冬を超え雪が解けて桜が咲く喜び。毎日子供に防寒着を着せる大変さから解放される喜びは、それはもうひとしおです。海風の寒さもしかり、流氷の寒さもしかり、冷たさを感じるからこその絶対的なあたたかさが身に締みる。喜びを感じる。寒さを、冷たさを、耐え抜く力強さがこの町にはあるのではないかと思います。
そんな日本のだいぶ端っこの方のお話しでした。
なかなか、興味が沸かないであろうこちらのオホーツク地方。名前を知っていただけるだけでも、単純に嬉しいもんですね。
何が書けるだろ…と不安でしたが、たいした内容が伝わらなくても、名前だけ伝わるだけでも嬉しいなぁと、最終的にはそこに着地しました笑。
改めてご当地リレーに感謝‼︎
P.S 空からだけでなく、玄関先から見える海の色でも天気が確認できる。
海の色までを変える太陽の光の強さ
太陽の光で海の色を変える海の柔軟さ
象徴の意味を自然に置き換えるとなんと壮大なのだろうと日々思うのでした。
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