エレメントでこんなに違う?! それぞれの受講スタイル ~教えて! 心理占星術みんなの勉強法 #3

「勉強すればするほど、その奥深さを思い知らされる」
どのようなものであっても、学び続けている人にはこのような感覚があると思いますが、この心理占星術も、また然り。実際に心理占星術を学び続けている方々はどのような思いで目の前の学びに向き合っているのでしょうか。

このコーナーでは、心理占星術の初めてさんからベテランさんまで、チャートの分析方法はもちろん象徴を深めるための工夫は本当に人それぞれ。ここでは、ニコラボメンバーの学び方はもちろん、学びのコツやヒントなどもご紹介。あなたの学びに繋がる気づきがきっと見つかるはずです。

第3回は、ホロスコープ実践講座を受講中の皆さんが集合! 同じクラスメイト同士での率直な対話から見えてきたのは、単なる勉強方法=ハウツーではありませんでした。お互いの意見をエレメントに照応させ、考え方の違いや理解の特徴を考えられたのは、現在進行形で学習しているからこそかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください!

daraneco さん
高齢出産を経て10年間二人の子育てに専念していたが、そろそろ自分の人生に戻っていかなれば…と模索していた時に占星術に出会う。好きなことは、夕日を眺めること、クリスタルを触ること、どうでもいい話で家族や友人と笑い合うことです^^
minami.さん
教師生活25年。文学を手がかりにたくさんの若者と関わる仕事にやりがいを感じています。人間を深いところで理解したくてほうぼうを渡り歩いた果てに心理占星術にたどりつきました。最近北海道の海沿いの街に隠れ家をもうけて、お菓子をつくったりDIYに励んだりピアノを弾いたりしています!
ろくむらさん
学生に向けて文章添削の仕事をしています。このサイトではちょっとくだけた添削屋として「ろくむらさんの添削教室」を連載中。
インタビューア:ふっちぃさん
対人関係に難しさを感じながら日々模索する中でnico先生の心理占星術に出会う。講座を受ける中で自己を見つめ直し、たくさんの気づきを得て、日常生活に活かそうと邁進中。

エレメントで違いが出る?! それぞれの受講スタイル

ー まずはみなさんの占星術の学びはじめについてお伺いしたいと思います、ろくむらさんは占星術の学び自体がはじめてということですが、他の皆さんはどうですか。


minami.  わたしは20代前半に受けた占いで「なんでここまでわかるの?」と衝撃を受けて、占星術に関する本を手当たり次第読むようになって。友人たちに「ホロスコープ読ませてほしい」と本を片手に読んだりして楽しんでいましたね。途中で紆余曲折あって、実際に講義を受けるのは今回が初めてかな。

ー そうなんですね。きっと本のレベルは違うと思いますが、私も雑誌の占い特集などで友達と話すのが楽しかったという記憶があります。

daraneco  私も本は読んでたんですけどわからなくて、2〜3年前に別の方のオンライン講座を受けたのがはじめです。元々心理関係の仕事もしていたので心理占星術の方がなじみがいいかなと思ったのと、アクセサリー製作などで石にも興味があって、石から心理占星術の学びを始められた方だったのでなじみやすかったですね。そこで基礎を学んだことで今までの本の内容も理解できるようになったなと思う。次にまた別の方の中級コースをオンラインで受講し、今に至るといった感じですね。

ー ちなみに私はニールズヤードのワークショップ「アロマと占星術」で出会った方に土日の集中講義を受けたりしていました。でも、なんとなく概念は理解できてもそれをどう使うかわからなくて。あるきっかけでnico先生の職業占星術を受けたときに、ホロスコープを出しながら説明してくれたことですごい納得できたので、講義を受けてみたいと思ったのが始まりです。

さて本題ですが、みなさんnico先生の講義の勉強はどの
ようにされてますか?

ろくむら  私の場合、記号すら何がどれ? という状態から始まっているので、ポラリティ、モダリティ、エレメント、サインに加えてハウスやアングルまで関わっていて、それぞれの使い方のところから自分で理解するのが難しかった。なので、1と7など対向の場合はポラリティとモダリティは一緒でエレメントが違うんだなとか、エレメント同士で共通すること、逆に違うことなどそういう例示をいっぱい作って全体像やそれぞれの関わりについて理解するようにしていますね。

ー なるほど! 私はnico先生の話を丸写しして、まとめてるだけで、それ以上の発展がない、応用できていないと感じていたので納得しました!

ろくむら  nico先生の授業って相互鑑定や他の人の例題を用いていろんなパターンを見せてくれていると思う。全体像としての構造があって、そのつながりの中のある部分をピックアップして読んでいるんだけど、最終的には構造にかえっていくところが私たちの納得感にもつながっているような。私はまだその人のストーリーまでは理解できていないかもしれないけど、構造としてのつながりや関わりが理解できてきているように感じているかな。

daraneco  すごいですね。お話を聞いているとろくむらさんって考え方や捉え方が左脳的だなと感じました。私はあまりそういう思考が上手じゃないのですごいなと思う。あの講義は右脳タイプの人には結構大変だと思うんですよね。


ー わかります。私も水のエレメントだらけで風がないので。でも逆に新鮮ではありますね。知性を扱っている感じがして。

minami.  最近ノートで基礎講座を復習してるんです。あの頃はただ毎回圧倒されるだけで終わってたけど、今読み直すとものすごくわかるんですよ。実践講座で初めて聞いたって思ってたこともバンバン出てきてた(笑)やっぱりnico先生の講義は復習ありきだなって、改めて思った。

daraneco  絶対そうですよね。1ヶ月に1本なんだけど、その復習の時間を確保するのが結構難しい!

minami.  そう、時間がかかる。でもある意味それってコスパがいいってことですよね(笑)

daraneco  以前、ろくむらさんがいっぱい講義聞いていけばいける気がするというようなことを言ってたと思うんですけど、私は土台が地だからか、一個一個理解してからじゃないと進めないので、いっきに情報来たら処理しきれなくて投げ出しちゃう(笑)

ろくむら  それでいうと確かにdaranecoさんと真逆かもしれない。火星金星が風でとりあえず浴びるように情報をおろしてくれって思ってしまう。

daraneco  1回3時間以上ある講義を消化するだけでも大変なのに、それに加えて勉強会なんて出たらおかしくなっちゃうと思う(笑)自分のキャパを超えることはわかる。

ろくむら  全部理解してるわけじゃないんですけど、とりあえずいろんなパターンを見せてほしいって思うんですよね。エレメントの違いでこうも違うんですね。


ー 面白いですね! 私も月イチ勉強会などに参加したときに、モニターさんを前にして話が展開していくと「この人はその時どう思ってたのかな〜」とか感情の部分が気になっちゃって。
でも、本当はホロスコープの構造を基本にして読まないといけないし、nico先生がなぜそういう話の展開にしているのか、もっと構造を深めてわかるようにしないと本当の意味で
理解できていない気がして。勉強会は私にはまだ早い! と思って普段の講義に集中することにしました。

minami.  ここまで特徴が出るんだったら、学生相談のときは毎回こっそりホロスコープをチェックしとくかな。その子達にあった話し方ができそう。また報告します!

一同   おねがいします。

ろくむら  感情的な部分を含む話もnico先生の講義は風的な情報として与えられているから、感情が反応しなくて済むというか、私としては助かっています。カウンセリングってその人の感情ももちろん乗ってくるけど、nico先生は共感しているようで構造を見て話しているから、必要以上に相手の感情に深入りしなくて、カウンセリングする側もされる側も助かってるんじゃないかなって気がする。



ー そうか、感情に流されないというのは私のもう一つのテーマかもしれないです。そういう意味ではこの技術は地に足がつく感じがします。話は戻りますが、daranecoさんはどのように勉強されているんですか?

daraneco  私は1回目は箇条書きや自分なりの記号を使ってノートにまとめてますね。その後、半年で切れる視聴期限に合わせて、nico先生の言葉をそのまま書き写すようにしています。

ろくむら レポートの時はそのノートを使ってるんですか?

daraneco  レポートの時はnico先生の言葉を書き写すまでできていないことが多いので、自分なりにまとめた情報で仕上げてる。やっぱりnico先生の講義を文字起こししてると点だったものがこうつながってるんだなっていう流れが理解できるので、やるようにしています。



ー daranecoさんのレポートは一つのストーリーとして出来上がっていて、相手にとって必要な情報をピックアップしてまとめられているという印象があるんですが、どのようにレポートを作成されているんですか?

daraneco  うーん、30歳の時に心理学を学んでいて、はじめは自分癒しだったんですけど後半はカウンセラーをしていたんです。その時にお悩みに対して文章を書いていたことが活きていると思う。



ー なるほど。今のレポート力は経験に裏打ちされたものだったんですね。その中でもたとえば何か私たちにヒントになることはありませんか?

daraneco  そうですね、私がやっていた心理学は体験型のグループセラピーが基本で、その時にあらゆる悩みや変化していく様子をリアルに見てきたのがやっぱり大きいかな。なので実践を通して積み上げていく感じだったので参考にした書籍や手法というのはあまりないですね。



ー やはり、これまでの経験が大きいのですね。いろんな例示を見ていくことは大事なんだなと改めて思いました。

daraneco  でも、心理学をやっていた時は相手に聞いて引き出すことが多かったけど、心理占星術になると構造を参照してこちらから質問を投げていかないといけないから、難しいなって思う。

minami.  そういえば復習している時に気づいたんですけど、以前nico先生が「相手に聞いてしまうとその人が考えていることしか出てこない。なぜ構造を読まないといけないかというとまだその人が気づいていない部分を引き出すためだ」と言っていたことにものすごく納得したんです。学生の考えを引き出したいと思った時、彼ら/彼女らはまだ未熟で自分のこともちゃんと理解できていないから、質問すればするほど表面的なことしか出てこないと感じていて。なので構造から理解するということが重要なんだと改めて2人の話を聞いていて思いました。



ー 構造の理解の重要性を実生活からも実感されたんですね! daranecoさんが言うように質問内容を考えることも難しいですし、私は表現も難しいと感じてしまいます。

minami.  そうですね。相互鑑定の講義を受けたときに構造の理解が足りないですねと言われて、どういうことなんだろうって考えてみたんですけど。構造を理解するというのは言葉になる前であって、構造を理解しているからこそいろんな言葉に派生していく。言葉を覚えると応用が利かないけど、構造を理解すればそこからひろがっていくんだと理解したんですよね。そのことを思うと、ろくむらさんの勉強法に納得しました。



ー やはり、ろくむらさんの勉強法を掘り下げてみたいと思います。どうでしょうか。

ろくむら  そうですね。サインそれぞれの特徴を理解するというよりもそれぞれの力関係や持っていないもの、その差などを理解しようとしているかもしれない。

minami.  矢印の方向とか長さとか太さを理解するみたいな感じかな?

ろくむら  それもありますね。全く違う話をすると、他人のホロスコープを見て私だったらどう実感するだろうと比較してみるとか。たとえば、minami.さんは地エレメント的にとらえるとこうだけど、私が風エレメント的にとらえるとこう感じるかも、とそれぞれの違いを考えることで、同列で散らばってる要素たちの差をつけて実感していくような感じですね。そういうことを積み重ねると、先ほどの例示を増やすことになって、よりフレームとしてつかめてくるのかなと思います。



ー そういう例示を積み重ねるというのは日常でやられてるんですか? それとも勉強しようと思った時に?

ろくむら  日常的にですね。この人の発言は、私ならどういう要素だと思うだろうか。たとえば、ビジネス用語の「トップダウン型、ボトムアップ型」はエレメントで考えるとどうだろうとか、いろんなものにあてはめて楽しむみたいな感じです。

一同  すごい〜

ろくむら  そのあてはめが、合っているかはわからないんですけどね。



ー そういう反復作業をしていると輪郭がはっきりするだろうし、自分の中で理解が進む上、言葉の幅が広がるように感じました。それぞれの勉強法についてお話しできて、改めて色々な気づきとみなさんの勉強法を取り入れながら、めげずに頑張ろうと思うことができました。本日はありがとうございました。

座談会を終えて~編集後記

今回の座談会で印象的だったことは、エレメントで講義を受ける姿勢が違うことです。

地エレメントが土台だとしっかり納得してから先に進みたいし、風エレメントはとりあえずたくさん情報がほしい火エレメントは何かの役にたつということがわかれば、ものすごくやる気になったり、水は感情に揺れやすいなど。

それぞれ自分のエレメントを自覚しそれにあった勉強法を組み立てることも必要なのかもしれないと感じました。また、重要だと再認識したことは構造の理解と例題をたくさん見ることです。
それをみなさんいろんな方法で実践されていることに刺激を受けました。

今回もいろんな学びや気づきがある会でとても楽しい時間を過ごすことができました。共に心理占星術を学ぶ仲間として感化されつつ、絆のようなものを感じられる会だったなと思います。
(ふっちぃ)

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