みんなの時期読みライブラリ

天体の運行から時代や社会の動きを読みとき、個人の意識と照応させ、人生に生かすトランジット(時期読み)占星術は、多くの学習者が、最も気になるけれど、最も難しいと感じている占断のひとつです。

2017年の9月からスタートした「時期読みパーフェクトマスター講座」。
このライブラリでは、天体にさまざまな象徴の理解があることを広く知ってもらうことを目的に、参加者より提出されたレポートの中から秀逸なものをピックアップし、ご紹介しています。

ライブラリ一覧

Vol.09:冬至図から見える三ヶ月の物語(2017.12.22~)
Vol.08:12サイン別、山羊座土星の過ごし方
Vol.07:12サイン別、蠍座火星の使い方
Vol.06:新月図から見える一ヶ月の物語2(2017.11.18~)
Vol.05:新月図から見える一ヶ月の物語1(2017.10.20~)
Vol.04:冥王星ハーフリターンとは、時代にとって、人類にとってどのような意味があるのだろう
Vol.03:木星から流行を考える
Vol.02:2017年の秋分図を読んでみよう!
Vol.01:あなたにとって、天秤座木星とはどのようなものだったのか

nicoからのメッセージ

多くの皆さんからリクエストがあり、2017年9月からスタートした時期読みパーフェクトマスター講座。トランジットだけを徹底的に教えるというのは、私にとっても初めての試みとなりましたが、木星が蠍座に、土星は山羊座に、そして天王星は牡牛座に移行するという重要な時期に、皆さんと真剣に天体の運行を考えるという機会を、今、心から楽しんでいます。

講座中に何度もお話していますが、トランジットの体験というのは、「天体をあるべき姿、あるべき状態に正す機会」という上でとても重要です。
知らず知らずのうちに身についてしまった、ある天体に対する苦手意識、恐れ、不安、散漫さ、そういった使い癖、感じ方に対しトランジットが修正を迫る。
例えば、土星なら「自己責任」というテーマで、冥王星なら「自立の力の復活」というテーマで、個人を、社会を、時代を刺激してくるわけです。
こういった「天体のあるべき姿」を丁寧に学び直し、天体の声を聞き、宇宙の意図を汲むことを学ぶわけですが、このような概念は、自分の言葉で説明できないと、いつまでたっても「わかった!」ということにはならない。
だからこそ、自分の考えを自分の言葉で語ってもらうことにも力を入れていきたいということで、毎回、大量の宿題を出すことにしました。

時期読みパーフェクトマスター講座第1期生は、東京、大阪合わせて30名。毎回届くレポートが今の私の楽しみの一つになりました。皆さん、毎回、「難しい!」「何かいたらいいかわからない!」といった悲鳴をあげながら、素晴らしいレポートを仕上げてくれています。

そこで、全体の中から、特にテーマに沿ってしっかり書いてくれているレポートをいくつか選び、受講生以外の方に見ていただく場を設けることにしました。
象徴というのは、一人一人の理解が集まって大きな集合意識を作っています。たくさんの方の天体に対する理解を知ることは、象徴の学びを深める機会になるということですね。

ぜひ、読者の皆さんもこのレポートを読んで、天体のイメージを広げてみてください。