心理占星術でつながろう ご当地紹介リレー VOL.1 淡路島編

my local town

第1回 淡路島編

編集長:時友真理子さん

栄えある初回は、メンバーを代表して編集長・時友さんがホームタウンをご紹介!

兵庫県の南部に位置する離島、神戸と四国をつなぐ瀬戸内海最大の島、淡路島からお届けします。


“幼少期から占いが好きで、国内外問わず、ありとあらゆる占術師に鑑定してもらったり、独学で学んだりしていました。母親になり、「子育てに占星術をうまく使えないかな」と思い立ち、より本質的で本格的な勉強ができる場所を探して、さまざまなオンラインクラスに顔を出すなかで、nico先生が主催する「子育て研究会」に出会いました…

地味だけど、また来たくなる、そんな島

兵庫県にある淡路島はスピリチュアルな考え方を大事にする人や、オーガニックでサスティナブルな暮らしを求める移住者が集まる場所。私も例に漏れずスピリチュアルな志向はありますが、どちらかというと、「占いなんてやったことない。スピリチュアルなんてあまり縁がない」というような方々にセッションを届けています。現代社会で日々忙しく戦っている人たちが、占星術という古代の叡智から新たな視点を得て、より力強く自由に生きていけるようになる、そういったプロセスに携わりたい。そのためには、まず自分自身が自由に生きる。それを支えてくれているのが心理占星術であり、ここ淡路島での生活なのです。

わたしと心理占星術

私自身は今、心理占星術と心理タロットをnico先生から学びながら、占星術・数秘術・ポラリティセラピーを使ったセッションをしています。

幼少期から占いが好きで、国内外問わず、ありとあらゆる占術師に鑑定してもらったり、独学で学んだりしていました。母親になり、「子育てに占星術をうまく使えないかな」と思い立ち、より本質的で本格的な勉強ができる場所を探して、さまざまなオンラインクラスに顔を出すなかで、nico先生が主催する「子育て研究会」に出会いました。

nico先生の「象徴やネイタルチャートにその人を閉じ込めるような占いではなく、むしろそこから解放していくためにチャートの情報を読み解いていく」というクラス内容やセッションに衝撃を受け、nico先生のもとで基礎から学び直しているところです。

玉ねぎだけじゃない、淡路島

「食べ物が美味しいから」というのを一番の理由に7年前に移住した私ですが、実は大嫌いな食べ物のひとつが、何を隠そう「玉ねぎ」です。そんな私でもまるごと食べられるくらい甘くて美味しいのが淡路島の玉ねぎの特徴です。収穫期は冗談抜きで、いたる所で玉ねぎの香りが風に乗ってやってきます。そのくらい、玉ねぎをたくさん生産している島ですが、実は、淡路島は玉ねぎだけじゃないんです。

淡路島には誇るべき食べ物が他にもたくさんあります。「海苔」「わかめ」「塩」「素麺」「ハモ」「たこ」「ちりめん」「米」「淡路鶏」「淡路ビーフ」「いのぶた」「びわ」「いちじく」「みかん」「ぶどう」「牛乳」「レモン」「蜂蜜」「日本酒」「地ビール」etc. これらのような名産品ではなくても、日常的に産直で採れたての野菜が買えますし、漁業も盛んなので旬の鮮魚が日常的に手に入ります。

自給自足も夢じゃない

人や場所にもよりますが、「野菜と魚はもらうもの。食費はかからない」と話す地元民がなんと多いことか。観光客はもちろんですが、釣りをする地元民も多いです。移住者でヨソモノの私でも、野菜や鮮魚のお裾分けを戴ける機会がそこそこあります。長年、隣に住んでいる人が誰なのかもよく分からないのが普通の街で暮らしていた私にとっては感動することばかりです。

また花の栽培も盛んで、その関係で大きなお花畑スポットである「淡路島国営明石海峡公園」や「あわじ花さじき」も有名です。

パワースポットだらけで、 国生み神話が残る島

淡路島が観光地として人気な理由の一つは、アクセスの良さにあると思います。昔はフェリーに乗らないと上陸できない島でしたが、現在は神戸と四国と橋でつながれており、車で簡単に行き来できるようになっています。

しかし、淡路島には、今でもフェリーでしか行けない「沼島」という離島もあります。

『古事記』の「国生み神話」の記述から、この島は、イザナギ・イザナミの二神が降り立ち、夫婦の契りを結び、国づくりを命じた 舞台なのではないかと言われており、パワースポットになっているのです。

船着場の反対側の海岸にある高さ30mほどの「上立神岩(かみたてがみいわ)」は神秘的で絶景。ゆっくり散策しながら歩くと船着場から片道1時間弱かかりますが、「パワースポットには興味がない」という方も、是非一度は訪れていただきたい場所です。夏はこことは反対側にある海水浴場も 水が綺麗で人も少なく穴場です。

淡路島には他にも、同じく「国生み神話」に縁があるとされている「伊弉諾神宮」や「おのころ島神社」があります。その他、えべっさんが流れ着いたとされる松帆恵比寿神社や、絵島。大きな磐座がある岩上神社や舟木石上神社、また日本で最初に香木が流れ着いたとされる枯木神社などなど、ここには書ききれないほど、その道では有名なスポットが北から南までいたる所にあるのです。

何気ない景色に癒される毎日

こういった観光名所に頼らなくとも、淡路島は景色が良く、非日常を味わえるような場所がたくさんあります。ただ車を走らせたり散歩しているだけでも、目にする景色に癒やされる毎日です。海の透明度も高く、西側は瀬戸内海に面しており、夕焼け時の空から海面へのグラデーションや満月の日の海面にできるムーンロードなど、何度見ても飽きない美しい景色が満載です。


島なので海のイメージが強いかもしれませんが、生田大坪という地域にはバリのライステラスのような美しい棚田が残っています。淡路島の農家さんは玉ねぎと米の二毛作での栽培方法が多く見られ、緑の棚田の季節も、黄金の稲穂シーズンも素敵です。

地味だけど、ハマる人はハマる島

私が移住したいという話を周りにしていた2015年は、その度に「え? なんで?」と怪訝な顔をされることがほとんどでしたが、コロナ禍を経て、オンライン化が進み、移住までしなくても、仕事をしながら旅をすることができる、旅をしながら仕事ができる、そんな時代になりました。よく「暮らすように旅する」という言葉がありますが、淡路島は、まさにそれにうってつけの場所なんじゃないかと私は思います。沖縄やハワイのような派手さはありませんが、あまり目的や予定を決めずのんびりと過ごしたい人は是非一度、足を運んでみてくださいね!


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